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Wise

抽象画を描きました。今日は何かと省エネモードな一日でした。

昨日の夜、寝入りに寒気がして、嫌なタイプの幻覚・幻聴や身体感覚を経験して、自分の中で何かが大きく組み変わろうとしているのだなと思いました。

少し不安はありますが、今月中にはいい方向に転がるのではないかと期待しています。

■ 今日の1枚

Wise 2022.9.14

シンプル。制作時間は4分。最後に色味の加工をしています。

どうやら画面の中で明暗差をつけることと、明暗の切り替わり地点に情報を密集させるのにハマっているようです。今回の絵でいうと右から3分の1くらいの場所です。

タイトルは「wise」で、賢い・分別のある・思慮深い・わかっている……といった意味の英単語です。「the wise」にすると「賢者(たち)」という意味です。

描き終わった時にふとこの単語が浮かんできたのでそのままつけました。

■ CDジャケットにしてみた

clairvoyant

「clairvoyant」は千里眼という意味だそうです。調べたらクレャヴォーヤントって感じの発音でした。ヴォーにアクセントがあります。

珍しくグラフィックぽいものを作りたくなったので目を。シンメトリー構図は魔術的なニュアンスが出るので好きです。タイトルも大きめにしてフォントを選びました。

clairvoyant

こちらはいつもの感じの。これはこれで静謐(せいひつ)でいいのですが、インパクトに3倍くらいの開きがありますね。1案は気持ち悪さとかっこよさがギリギリのラインだもんな。(自分はそういうの好きです)

■ 文庫本の表紙にしてみた

『透視犯』

シンプルながらミステリにありそうな表紙ができました。見えそうで見えない感じが上手く出ていると思います。こういう表紙は白字が映えるので好きです。

『DUST 〜警視庁特命捜査課清掃四係〜』の亜久井先輩と犬堂くんのコンビが活躍するお話だといいなと思います。DUSTの中でも人気の高い異能犯罪シリーズの一作で、透視能力を持つ容疑者を追う話。

しかし実際には透視能力ではなく、非常に鋭敏な聴覚(聞き耳能力)により犯行に及んでいた……ということが判明します。容疑者の名前は摩訶視(まかみ)にしたいです。

「見る」ことを制限するよう誘導されて、結果聞き耳を防げないというのがとても良いです。聞き耳能力について判明するのは、亜久井先輩が犬堂の耳元で小声で偽の情報を話し、それを聴いていた摩訶視と犬堂が騙されたことから。

「騙したんすか!?」とバチギレする犬堂を前に「犬堂が素直な性格でよかった! ありがとな♡」な亜久井先輩が犯行を立証してターンエンド。

そんな小説が読みたいし、ドラマが見たいし、劇伴を担当したいです。

■ おわりに

今日の作品はさすがに抽象画・CDジャケ・文庫本表紙の方向性がそれぞれ尖りすぎていて「自分の頭ん中どうなってんのかな」と思いました。

「売るわけでもないのに、こんなもの作ってどうするんだ?」と思われるかもしれませんが、私のnoteを読んでくださっている方はそろそろお気づきの頃かと思います。

もはや着想を形にすること自体が楽しいんですよね!

変態だ!と言われても仕方ないと思います。本当に何事にも代え難い魅力がある。連想ゲームやダジャレをかっこよく演出できたときは痺れます。そこに思想なんてなくても。

きっと私の作っているものを面白いと感じる人たちは、着想とかイメージ同士の意外な結びつきとかが好きなんだろうなあと勝手に思っています。想像力が翼だとして、もともと持っているその翼を伸び伸び広げて追い風に乗せてくれるようなものが好きなのではないかと思っていて……。

だからストーリーも、筋を通すことよりも「フワッとよぎった期待を満たせるか」が大事なのかもしれないと思い始めました。そう言いつつ筋は全力で通しますけどね!

自創作キャラたちのことが大好きだから、彼らの人生が無駄にならないようにこれからも頑張ろうと思いました。そうやって自分の命を使っていきたいと思うのです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!

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