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抽象画を描きました。やはりその日に描いたものをnoteに投稿するのが気分に沿っていていいなあと思います。
やっぱり夏っぽい絵ばかり描いてしまう。この温度感みたいなものが画面に込められるのは今の時期だけかもしれないなあと思います。
■ 今日の1枚
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83217301/picture_pc_c8eed71bb5de9c1a3031535b4cfb12c6.png?width=800)
今回はいつにも増してたまたま出た色味ばかりでした。色の濁った部分と鮮やかな発色の部分の面積比やコントラストのことを最近は少し考えるようになりました。
制作時間は7分ほど。色味を少しだけ暖かめに加工しました。
■ CDジャケにしてみた
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83222370/picture_pc_6b15e448cc02af8c70ca29daf1708150.png?width=800)
肴のCDジャケは先日もデザインしたのですが、よりイメージに近いものができた気がします。深淵っぽい暗さとか、海の中にあるにしては不自然な色の炎とか。
このジャケ見ながらデモ音源聴いたらちょっとジワッときたからこれが正解な気がする。
イメージの世界って本当に奥が深い。せっかく音楽が良くてもビジュアルで邪魔したりちぐはぐな情報植え付けるだけで台無しになっちゃうもんな。
肴のこないだのジャケは「間違ってはいないんだけどちょっと気が散るな……」と思っていて、その理由が白飛びした画面の明るさにあることがわかった。暗くて綺麗な曲なんだ。
今回の絵のおかげで、物語の核心ともいえるDメロの印象が強く出たジャケになりました。アレンジとMIXを直してこのジャケと一緒にデモを上げておきたいです。
■ 文庫本の装丁にしてみた
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83241326/picture_pc_791858045d72116815f4fe6715f563ba.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83241327/picture_pc_0b259f49cb3ebb62324c9bdc9e15d99d.png?width=800)
帯をつけたら炎の部分の大半が隠れてしまいました。
内容は「肴」の前日譚です。曲を作った時点である程度の構想はありましたが、文字に起こすのは今回が初めてです。
こうして物語を外側から少しずつ形にしていくのは自分に合っている気がします。もちろんこの表紙だけでは小説たり得ないのですが、表紙ができていることで安心して中身を書ける……みたいな状態になる気がします。イメージを思い出す材料になるので。
アルファポリスなどの小説投稿サイトでは書影のような縦長のサムネイルを作品の顔として設定できるようなので、小説にした際はnoteに投稿するよりイメージが伝わりやすくていいのかもしれません。使ったことないけどアカウントだけでも作っておこうかな。
というか書影だけギャラリーみたいに並べて置ける場所がほしい。作った表紙たちを眺めてムフフ……ってしたい。
■ 今日の1曲
昨日の夜はTwitterのハッシュタグ企画 #深夜の2時間DTM が開催されていたので半日遅れで参加しました。短いですが歌も入っているので歌詞を貼っておきます。
窮屈な視界と飛び交う暗号
プログラムされた私の感情
:)
How are you?
I’m fine thank you, and you?
I’m fine, too, thank you
Everyday, every night…
We’re fine
イントロが日本語の歌始まりなのびっくりしちゃうかなと思ったのですが、1分ない短い曲なのでまあいいかと思います。youtubeの再生リストに入れておいたけどBGMとして不向きだなと思ったら後から取り除こうと思います。
こういう調がよくわからなくてメロディつけづらそうな曲に歌を乗せるのが好きです。メロディだけ辿っていけば別に難しくないものにできればなお良いなあと思います。電子回路の海を漂うようなイメージにしてみました。
薄寒い、気味が悪い、などのイメージと紙一重のところに美しさを見出す人間なので、今回の曲は近未来モチーフながら妖怪ソングのような感覚で制作できてよかったです。
■ おわりに
抽象画制作が、ようやく精神整理以上の意味を持ち始めた感覚があります。5日くらいでやめなくて本当によかった……。日に日にデジタルのカンヴァスの中で自由になっているような気がします。
何かに気付くときは一瞬で、気付いた瞬間からそれは自分の中での”常識”になってしまう。だからどんなときでも新しい着想の種を探しているような気がします。
人より過去を大事にできないタイプの人間なのですが、結局過去がないと今この地点に立っているという結果もないので、いいことも悪いことも受け入れて日々「これを作ることができてよかった」と思えるものを残して生きていけたらと思います。
そんな活動に付き合ってくれる人がいることを心底幸せに思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!
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