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天の羽衣

抽象画を描きました。

ハロウィン先取り感ある色味だな〜と思っていたのですが、切り取ると何故か和風にも見えてきたのでそちらに振ってみました。左下の朱色がお出汁みたいに効いています。

■ 今日の1枚

天の羽衣 2022.9.19

実は昨日は抽象画を6枚描いたのですが、これはそのうちの1枚です。

質より量!と思ってはいたものの、1日にトライする量が少なすぎて逆にモヤモヤしていたみたいで、6枚描いてかなりスッキリしました。感性の埃を掃除した気分です。

制作時間は7分。ながら作業だったので少し時間がかかりました。

■ ゲームのタイトル画面にしてみた

求婚してくる帝から逃げるゲーム

恒例のフリーホラーゲームのタイトル画面です。かぐや姫が求婚してくる帝から逃げるゲームなのですが、上手く撒かないとどんどん求婚者が増えて難易度が上がっていく仕様です。

「五色の玉」や「火鼠の衣」など、何故か存在してしまう幻のアイテムを駆使して求婚者たちから逃げ切ります。無事に月へ帰れたらゲームクリア。マルチエンディングです。

■ CDジャケットにしてみた

天の羽衣

どちらかというと映画作品ぽい雰囲気になってしまいました。縦長にしてBlu-rayケースのデザインにした方が良かったかしら。

私の抽象画やデザインはそこから音をイメージできるというよりは、物語とのほうが結びつきやすい感じがしています。どうしてなんだろう、不思議……。

どうせ描くなら音楽方面への導線にしたい気持ちはあるのですが、どうにもその兆候が見えない。最近は音に対する感性がかなり鈍ってしまっている気がします。

一つ一つの音が「知っているパーツの集合体」にしか感じられず、感情に直に触れるほど内側まで入ってきてくれないんです。何か防衛機制のようなものが働いて、心の働きをブロックしているのかも。

■ 文庫本の表紙にしてみた

『天の羽衣』

美しい日本文学のイメージで表紙を作りました。彩度の高い紫やピンクを用いてなお「日本」を表現するのって結構難しいように思います。でも同じジャンルの本と並べて置いたときに目は惹きそう。

むしろ枕草子の現代語訳なんかをこういう色の表紙で出版するとライトな読み物って感じがして若い人も手に取りやすそうです。

私はそういうものの出版に関わる人間ではないのでただの妄想ですが、そういう視点で世の中にある物事と自分の存在を結びつけるのは結構楽しいなと思います。ある種の二次創作というか。

■ おわりに

毎日抽象画を描かなくてもいいようにストックしておこう、と思って一日に何枚も描いてはみたのですが、noteの記事にするという意味では絵の鮮度が大切だなあとも思っています。

ちなみにこのnoteはほぼ昨日のうちに書き上がっていました。前日のうちにある程度書いておくのも手かも。

しばらくは朝起きたらnoteの更新をして、ノルマから解放されつつ一日の創作スイッチを入れてから制作に向かう生活をしてみたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!

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