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思考は現実化する

こんにちは、ゆうです。

本日は

「まんがで納得 ナポレオンヒル 思考は現実化する」


を読んだので紹介します。


「成功哲学」で有名なナポレオンヒルの大ヒット作の漫画版です。

ヒルは名前からして、フランス人っぽいのですが、アメリカ人です。

彼は、鉄鋼王として有名なカーネギーから、「成功哲学」をひとつのプログラムにする仕事を頼まれました。

成功者と言われる500人を紹介してもらい、話を聞きながらまとめ上げる。
約20年もかかり、その間金銭的な援助は一切ありません。

こんな大変な決断を彼は少し考えた後、「イエス」と答えた。

その間わずか29秒だったのです。

これがきっかけで、「思考は現実化する」が完成しました。



活字のほうは読んだことなかったので、漫画で気軽に読もうと思いました。

漫画だと内容がすんなりはいってくるし、短時間で読めるのですごく助かります。

実際に今回この本も約1時間ほどで読むことができました。


あらすじとしては、主人公の女性がOLを辞め起業し、いろいろな苦難を乗り越え成長していく物語です。

そのストーリーの中で、ナポレオンヒルの「思考は現実化する」で紹介されている、成功哲学が交わっています。


まず初めに、起業したいと考えていた主人公に

願望実現のための6カ条が提示されます。

1.実現したい願望を「はっきり」させること。
(例)体重を今より、5キロやせる。

2.願望の実現の代わりに何を「差し出す」のかを決めること。
(例)毎日30分は筋トレをする努力。

3.願望を取得する「最終期限」を決めること。
(例)2020.8.27

4.詳細な「計画」を立て、準備が出来ていなくても「行動」に移すこと。
(例)とりあえず腹筋をしてみる。

5.上記の4つを紙に詳しく書くこと。

6.紙に書いた宣言を毎日朝と夜大きな声で「読む」こと。


この際、実現したいと考えた願望がすでに実現したものとして自分に信じ込ませるのがポイント。

いつでも「前向きな姿勢」を貫こう。
駄目だと思うと本当に駄目になる。


実際に主人公は起業にあたり、上記の6つを実行し、経営者としてスタートしました。


しかし、目標を達成するまでにトラブルはつきものですよね。

ここで、トラブルに対してどう対処すれば良いかが、紹介されます。


逆境の中に利益の種子

「失敗や逆境の中には、すべてそれ相応か、それ以上の大きな利益の種子が含まれている。」


逆境をチャンスと思い、失敗を活かすことが悩むより大切なんです。

・うまくいかないのはなぜなのかを、発見できたとかんがえる。

・目標達成のゆるぎない気持ちへの試練と考えてみる。

・問題解決から、さらなる利益を生み出せると考える。

・目標に対して未来形で話をして、上向きに考える。

こう意識してみましょう。


逆境を乗り越えた主人公には協力してくれた仲間が徐々にでき始めます。

つまり、マスターマインドが出来たのです。


マスターマインド

「明確な目標を達成するためのふたりないしはそれ以上の人たちによる、調和された、知恵(そして知識)と努力の協力関係(そういう関係にある人)」


このマスターマインドなしに、偉大な力を発揮した人はいない。

簡単に言うと、仲間、協力者、支えてくれる人。

マスターマインドには2つの性質があり、経済的性質と心理的な性質である。

経済的性質は、助言を求めたり、相談したりと援助を惜しまない友人を持つことで、富への基礎固めになる。

一方、心理的な性質は、エネルギーであり、ふたり以上の心が調和してひとつに結ばれると、一種の超越的なエネルギーを生み出す。


マスターマインドの作り方として、気心知れた人と協調グループを作ることから始めてみよう。



ここまでくれば目標を立て、逆境を乗り越え、マスターマインドが出来ている。

あと大切なことが決してあきらめないことだ。


成功するには、忍耐力と熱意(エンスージアズム)がなければならない。

ただ忍耐力があったとしても、電源を入れてないオーブンでチキンが焼けるのをじっと待つようなことになる。

つまり、エンスージアズムが重要なポイントになる。


エンスージアズム自体は待っていても発生することは無い。行動をすることで、生まれるのだ。

熱意ある行動を普段から行えば、エンスージアズムが自然と出てくる。

具体的なアドバイスとしては、スピーチの例を挙げる。

1.大きな声で話をすること。

2.早口で話すこと。

3.聞き手にとって重要な言葉を強調すること。

4.間を取ること。

5.声に微笑みを込めること。

6.話し方に変化をつけること。


「熱っぽく」振舞うことが、感情を従わせる。

自己宣言をすることで、かっこが後から付いてくるのである。


ナポレオンヒルはこのほかにも、ヘルスマネジメントや、パーソナルイニシアティブと言った、成功哲学のゴールデンルールを17個も紹介している。


例えば、お金について。
お金とは目標を達成するための手段であり、使うことで価値が出てくるので、使い道を考えることが大切である。


これらのルールに則って行動した主人公の会社は、当初の目標を達成することが出来、公私共に幸せを手に入れることができました。

いわゆる、成功を手にし、思考を現実化した。


ルールの終盤には、「揺るぎない信念を育てる」ことの重要性が綴られていました。

信念は意欲で育つので、やはり前向きな姿勢が大切であると言えるでしょう。



いかがだったでしょうか。

内容自体は、かなり簡略化しているので2分ほどで読めたと思います。

本書にはルールだけでなく、そのルールに基づいた実際のエピソードが紹介されているので、夢現を語っているだけでないことがわかります。


成功したいと考えている人、是非読んで欲しいです。

教養としてもおすすめです。

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