day55 思ってることと逆のことを言ってしまうのはなぜだろ。

思ってることとは

反対のことを

言葉にしてしまう。

こんなことざらに

あるのかもしれない。

だけど、それは確実に

自分を苦しめている。

「先に帰って寝てるから

帰ってくるのいつでも大丈夫だよ」

同棲している彼にそう告げた。

自分の心に嘘をついている

つもりはなかった。

こう言っても

どうせすぐ帰ってくるだろう。

そうは思っていた。

私は家に帰り

お酒も入っていたので

着替えて布団に入ってすぐに寝た。

深夜2時前、

何かが落ちたような音がして

パッと目が覚めた。

あたりを見渡すけど

何も落ちた形跡はなかった。

そういえば隣に彼がいない。

まだ帰ってきてないんだ。

そう思いながら

充電してあった携帯に手を伸ばして

LINEを開く。

「ごめん少し遅くなる！」

0時半ごろ彼からラインが入っていた。

それから2時間か。

"少し"って感じ方は

人によって違う。

だけど、私にとっては

その2時間は全く少しではなかった。

たしかに

帰ってくるのはいつでもいいと

言ったのは自分なのに、

勝手に傷ついている自分がいる。

そんな自分にイライラする。

というか、なぜあの時間に

起きてしまったのだろう。

普段ならこんな時間に起きることなど

ないのに。

起きてさえいなければ

私は朝まで爆睡して

彼が何時に帰ってきただの

何をしていただの

なんで遅かっただの

いろんなことを考えなくてよかった。

さらに言えば、

そんな考え事に永遠悩まされて

後から帰ってきた彼が既に爆睡を

かましている今も

私は逆に目が冴えてしまって

寝られない状態ですらある。

しまいには

こんな時間にブログなんてものを

書いてしまっている始末だ。

あー、なんで起きてしまったんだろう。

あの音はなんだったんだろう。

考えても答えは出るはずもなく

時間だけがすぎていく。

自分が発した言葉に

責任を持てないって

こんな些細なことでも

言えることだ。

事実、彼は何も悪くないのに

隣で爆睡をかましている彼にも

イライラしているから。

でも不思議とブログ書いてたら

落ち着いてきた。

思っていることを

そのまま言葉にするのは

難しい。

だからといって

逆のことを言って

傷つくのは自分だ。

今日改めて思った。

強がる自分も嫌いじゃないけど

傷つくくらいなら正直になってみても

いいなって思うよね。