day50 "2000時間"という時間について。

あなたは英語に興味を持ったことはありますか?

私は小学生の頃、親の勧めで、英語を覚えた方が後々自分のスキルになるからと言って家庭教師を数カ月つけてもらったことがある。お試し期間のようなものだったため、継続することはなく、たかが数カ月で終わってしまったが。

それでも、ずっと英語というものに、ただ漠然とした憧れを抱いていた。

英語をペラペラ話している友達や、テレビで見た映画の中で流暢な英語をスラスラと話す役者。かっこよくて自分もいつか、いつかと思って今に至る。

でも、何から始めたらいいかわからなかった。そんな私を導いてくれた本がこれだ。

英語の多動力

堀江貴文

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堀江貴文さんはご存知の方も多くいると思う。23歳で起業し、グローバルに世界を飛び回りながらビジネスをされている。

堀江貴文さんの本はメッセージ性が強く、何度読んでもはっと気づかされることが多くある。


この本でも同じだった。

私にはまず考えなければならなかったことがある。

英語を通して何を伝えたいか、何を話したいかだ。

恥ずかしい話だが、私は「英語を話せるようになってみたいな」くらいの気持ちで英語を勉強しようとしていたのだ。

本文中にもこうある。

「ただ英語に憧れている人がいる。その程度の感覚では勉強したところで三日坊主で終わる。どういう話がしたいか。目に見える目的を持つ者はケタ違いのスピードで英語を吸収していく」

自分が英語でどんな会話をしているのか想像してみる。

好きな本の話?洋画の話?ピアノの話?

メジャーリーグの話?動物の話?インテリアの話?

自分の好きなことを話してなおかつ相手の好きなことも聞くことができる。

日本人のごく一部にしかシェアできなかったことを、海外規模でシェアできる。それって自分と同じ価値観を持つ人との出会いが数倍、数十倍、数百倍にも広がるということになるのではないだろうか。

言語が1つ増えるだけで日本規模が世界規模になる。

考えるだけでワクワクした。


そのために費やすべき時間、それが2000時間という時間だ。

1日3時間勉強すれば約666日。約2年間。

1日5時間勉強すれば400日。約1年1カ月ほど。

逆に半年で習得したいなら1日11時間以上学ぶことになる。

こう数字にしてみると自分が目標とする日までに何をどれだけやればいいのかがだんだん明確になってくる。


堀江貴文さんは、「学び」についての考えをこう記す。

僕が言う「学び」とは没頭のことだ。

時間も忘れるほど没頭し、1つのことに集中する。

英語を学ぶ=英語に没頭する。1つのことに集中するのは得意だ。目的が見えつつある今、言葉の壁を乗り越えるために2000時間を費やそう。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

ただ漠然と取り組むだけでなく、既に目的を見出し成功している方々からのお話を先に取り込むことで、すごく刺激になった。本との出会いに感謝せざるを得ない。





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