EXITの衣装を手掛ける!リメイクアーティストRyutaさんを取材☆
職業、リメイクアーティスト
ーーRyutaさんの職業はファッションデザイナーのような感じですか?
服を作る、というよりは、服を加工・製作するという感じなので、デザイナーとも少し違いますね。
服に絵を描いたりするので“リメイクアーティスト”って勝手に呼ばれたりとかしてます。
「トレンド=おしゃれ」ではない!
ーー服を作ってみたい!そう思ったきっかけは?
モノづくりが元々好きだったのもあるんですけど、高いブランドの服ってそんなに買えないじゃないですか。
だったら自分で作っちゃえー!って思ったんですよね。
あとは、人と服が被るのが好きじゃなくて。
トレンドで流行っているものを欲しいと思って買うじゃないですか。
で、いざ着てみるとみんなが着ている…。
それってつまらないなーって。
特別感っていうのが全然ない。
そういった意味でも、自分だけのもの!とか“1点モノ”へのこだわりが強くなっていったのかなって思いますね。
その延長線で“1点モノ”を生み出せているので、人生がいい方向に繋がってきてるなぁー…。と思いますね。
吉本芸人EXITへ衣装提供したきっかけ
最初は、僕がインスタでDMしました。
EXITは元々知っていて、衣装もチャラい系ではあるんだけど、あまりオラオラしてない、という印象で。
というかダメージだけだったんで、派手さがなかったんですよね。
(当時、彼らはシンプルなダメージジーンズのGジャン)
だったら、自分の方で手を加えて激しい感じでチャラさを表現するようなものを作れば、印象をかなり植え付けられるんじゃないかなぁと思って。
「このジャケット、EXIT!」って言われるようにできるかもしれないって。
ダメ元で兼近さんとりんたろーさんにDMしてみたところ、2人から返信が来て「じゃあ試しに1着作ってください」ってなったのがきっかけでしたね。
ーーデザインはどのように決めていくのですか?
デザインに関しては、基本的に完全フルオーダーのオーダーメイドでやっています。
どういうデザインにして欲しいとか、どういう文を入れて欲しいとか、こういう絵を入れてほしいとかをひと通りまず聞くんですよ。
そこから、自分のエッセンスも加えながら手書きでバーッとラフ画を書きます。その後に製作っていう流れですね。
一応ラフ画は書くんですけど、制作しながら、修正も加えていくので、最初のラフ画のイメージと完成品は全然違うんですよ!
EXIT兼近さんジャケットのラフ画▼▼
EXITの場合は、芸風的にとことん派手にやろうって。
まずは自分でデザイン考えて、入れてほしい文面とかは2人に聞いて、それを頭に入れて、デザインを描いて、フォントとかも考えながら文字をはめてって。
2人にこんな感じでいきますっていうラフ画を見せて、OKをもらってから、製作を開始するって感じでしたね。
完成したEXITかねちージャケットがこちら▼▼
同じモノは作らない!
基本的に同じ作品は作らないようにしていますね。
というのも、自分で描いているので、同じ配置で同じデザインでっていうのはそもそもなかなか厳しいというのもあるんですよね。
あとは“1点モノ”にこだわってやっているので、EXITと全く同じデザインでお願いします!という依頼とかは、基本的にお断りしていますね。
“1点モノ”って、自分だけのもので、世界に1個しかないってすごい特別感があるじゃないですか。
買って着てもらった人がすごく笑顔になって、ファッションを楽しんでもらうっていうのをジャケットを通して伝えることができたらなぁ、と。
まだ無名のアーティストが自分の製作したリメイクジャケットとかを着てもらって、どんどん駆け上がって有名になるっていうのが野望ですね。
それができたら、幸せだなって思いますね。
リメイクアーティストRyutaさんが本日の「ホンマでっか!?」に出演!
特別な1着は人生を変える
取材者情報
聞き手(左):深月あかり
SDGs 8の目標:働きがいも経済成長も
取材ゲスト(右):Ryutaさん
SDGs 12の目標:つくる責任・つかう責任
リメイクアーティスト☆Ryutaさん
Writer 深月あかり
Omake★
EXITの新メンバーに加入します。
(笑)