見出し画像

感謝の気持ちを失くした最低すぎた夫

今日で、旦那さんと私は結婚してから4年目を迎える。

私たちは結婚してからとても仲が良い。ただ、ここ数ヶ月「うわ…!これが魔の3年目というやつか…。この延長にあるのはきっと離婚だ…!」と思う程、旦那さんが最低な男だった。

(笑)

ただ、この数ヶ月で乗り越えた感もあって、この時のエッセイを今日は書きたい。

きっかけは結婚式の準備での夫の対応だった

きっかけは結婚式だった。
私たちは今年の夏に結婚式を挙げたんだけど、
準備期間の旦那さんが本当に最低で、何というか、終始ゲンナリしていたんだよね。

何が最低だったかというとね、絶望的に“思いやり”がなかったんだよね!!

そもそも旦那さんは外仕事で、私は家で仕事しているから、結婚式の準備でできることは私が進めておくよ!っていう方針ではあったんだけど、
結婚式の準備って思っている80倍くらいやることが多くて、やってもやっても準備がなかなか終わらない日々が続いていて。

そんな時にね、よくある話かもしれないんだけど
旦那さんが全く手伝ってくれなかったんだよね!

というよりも、手伝う気がなかった、というのが正しい言い方で、深夜の3時とかまで作業をしている私に「ありがとう」の声をかけることもなく、「手伝おうか?」の一言もなく、それはそれは最低な男だった。

私にとっては本当に手伝ってくれるかどうかはあまり重要じゃなかった。ただ「大丈夫?ありがとう」という声をかけて欲しかっただけなんだよね。だって、二人のことなんだから。

そう思った私は、ある日、旦那さんにこう言った。

私「結婚式の準備、ホント辛い。まじでエグい。こんなに毎日準備してるのに全然終わらなくて絶望しているのに、だんちゃんは「大丈夫?」とか「手伝うよ」とかの声もかけてくれなくて、ホントひどい。

だんちゃんは外仕事で週6で働いてて、実際に手伝うのが難しいのはわかってる。でもまじで辛すぎるから、ただ『準備してくれてありがとうね』とか『手伝うことある?』とか『大丈夫?』という声かけが欲しいです!その声かけだけを下さい!お願いします!」

という風に私はこんなにも具体的にセリフまで用意してオーダーを出したのにも関わらず、旦那さんはそれでも全く私に声かけをしてくれなかった。

それだけじゃなくて、挙句の果てには、そんな状況の中、私が旦那さんに作ったお弁当に対しても『ありがとう』を言わなくなっていて、
結婚式の一週間前、私はついにブチ切れた。

「もう全部お前がやれよ」と。(笑)

そもそも結婚式をやりたいと言い出したのは旦那さんだった。
それもあったし、こんなにも具体的なオーダーをしていたにも関わらず何も言わないって、夫である前に、人として最低じゃね?という話で。

もちろんそれも全部伝えて、私はその日から準備を全て旦那さんにやらせた。(笑)

旦那さんは一日やっただけで、次の日に寝坊をしていた。

それを知った私は

「は???私はこの生活数週間続けてますけど??一日準備やったくらいでやった気になって、寝坊してんじゃねぇ!!」

と、もうね、ありえない程にムカついた。(笑)
何コイツまじで。と。(笑)

よく「結婚式は仲悪くなる」とか言うけど、
でもそれのよく聞くパターンって、お互い手伝おうとしての価値観のぶつかり合いとかだから
私としては、私の旦那さんとはまったく別物で、ウチの旦那さんは「手伝う」土俵にすら立っていない状況だったから、ただただ“ありえない”し“最低”だった。

なんというか、私が終始言っていたのは“思いやり”のことで、
私が準備を大変そうにしていても、全く声をかけずに過ごすって、純粋のこの男といる意味…!という種が出てきてしまって、
私は結婚式の準備を機に旦那さんへの気持ちが冷めたのであった。

でもそれは結婚式の準備あるあるだから、きっと結婚式が終わったら普通に戻るだろう。そう思っていた。

でも、その考えは甘かった。

“ありがとう”を忘れた夫の名言「俺、最低」

幼馴染みをランチを食べに行った日のこと。
私は驚く程、旦那さんの愚痴がこぼれた。

旦那さんへ愚痴が次から次へと出てくるのが初めてで、私は帰ってきてから事の深刻さを認識した。

「私、もしかして旦那さんのこと今好きじゃなくなってね…?」と。

その時に思ったんだよね、結婚式での一件は結婚式の準備の部でのことではなく、夫婦生活をしての大きな落とし穴で、かなり一大事な深刻な問題だったんだなぁ、って。

そしてその夜。私は旦那さんにそのことを素直に伝えた。

私「私は今、あなたへの気持ちがかなり遠くなっています。好きかと言われるとわかりません。というか、今のあなた、あまり好きじゃない。でも嫌いじゃないです。まじでヤバいよこの状況!」

というようなことを伝えたんだよね、、!

私「結婚して3年経って、もう4年目になるけど、私は旦那さんのことが好きで、健康で居て欲しいからお弁当を作っているし、洗濯物もやっている。これは義務ではない。でも、最近のあなたは“やってもらって当たり前”だと思っていて、めちゃくちゃひどい男になっている。このままだときっと私はあなたのことが嫌いになる。

私もこんなに人と長く居たことがないから、どうすればいいか一緒に考えて欲しい。きっとこの先にあるのは離婚だと思う。だけど、今すぐに離婚したいわけじゃない。私が疲れてるだけかもしれないから今のところ実際のところはまだわからないけど、ただヤバいことはわかる。このままだと絶対ヤバいよ」

そんなことを話したら旦那さんは

夫「確かに、今あかり(私)が在宅で家に居るからそういう部分で、甘えていたのかもしれない。やってもらって当たり前みたくなっていたかも。確かに、お母さんじゃないもんね。てか!今日の話して言えることは、俺、最低だわ!」

私「うん。ホントにそう思う。そんな最低な男とは一緒に居たくない」

という話をして。

その時の話し合いが今までの夫婦史上、一番ちゃんと旦那さんと話をした時間だったんだけど。

こうなるのもね、正直仕方ないと言うかさ、
私たちはノリ100%くらいで結婚したから、こんなにもちゃんと本音で話したことがなく、(私は伝えるけど、特に旦那さん側が)
結婚3年とか4年にもなるとちゃんと話さない話せないって本当にしんどい。

私は言葉で伝えることはできるけど、旦那さんの気持ちを言語化させて引き出すのが今まで大変な作業で。

ただ、あの日の旦那さんはちゃんと本音を話してくれた。

でも、結婚生活をやっていく上で慣れってどうしてもあるからさ、「感謝の気持ちが薄れる」というのは人間として仕方がないことだ、というのは私も理解はしていて。

なのでとりあえず、私のありがたみを思い出そうWEEKを開催して、旦那さんに家事全般を自分でやらせてみたよ。

そうしたら驚く程、見事に旦那さんは感謝の気持ちを取り戻したのだった。

結婚生活で大事なのはマイナスをゼロにすること

やっぱり身に染みると気持ちを取り戻すのか、旦那さんの性質柄そうなのかもって感じだけど、
ここ最近の旦那さんは確実に私への感謝の気持ちを取り戻した。

それは嫁のありがたみWEEKを感じよう作戦も効いたかもだけど、それ以上に“夜の感謝タイム”を作ったことがよかったように思う。

寝る前、おやすみの前に「妻への今日のありがとうを発表しようね」っていう。(笑)

私は基本的に“育てる”ということが好きだし、結婚生活は育成ゲームのようなものだ、と思っているし、常々書いているけど
こうやって夫を育てていくと、やっぱり旦那さんが『自分専用の夫』感が出てくる。

その証に最近寝る前は必ず私への感謝を自分から言ってくれるようになった。(習慣化された!笑)

こんな風に結婚生活にマイナスが出ても、それを何度でも一旦ゼロに戻すことが夫婦にとってめちゃくちゃ大事なことだと思うんだ。

あの時、諦めないで仕切り直して、育て直してよかったってすごく思う。

見事に妻への感謝の気持ちを取り戻した旦那さんのことは、やっぱり大好きだ。

一度最低すぎる、と思ったけれど、
こんなにも育てたら変わるんだから、「これだから結婚生活はやめられない。ハマる。旦那さんを育てることは趣味だ」という風に思う。夫を育てるマインドめちゃくちゃ大事!!

ただ、ちゃんと最低すぎることは最低と伝えることが大事だと思うし、仕切り直して、夫婦でどうにか改善していくことも本当に大切だと思ったよ。

きっと数年後、また旦那さんが私への感謝の気持ちが薄れる時がくる。それは人間だから仕方がない。でも、その時もこうやってまた仕切り直して夫婦生活を延長させていくことができたらいいなぁ、と思っているよ。

という訳で、今日からは結婚4年目。
4年もなんやかんや仲良く健康に過ごせたことは素晴らしい!!
今年は夫婦生活にどんな変化や歴史が見られるのか楽しみ!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?