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相談支援事業開始から2ヶ月。

 約2ヶ月以上ぶりのnote更新です。今日は事業がスタートして2ヶ月間のことを書きます。
 私は4月から新しい組織に所属することになり、その中で私の地元の地域での新事業開設に携わり、6月1日から市から無事に許可をもらい、無事に相談支援事業がスタートしました。現在は相談支援事業所の管理者として働いています。

始めて相談支援事業の立ち上げを経験

 まずは物件探しから。ネットで情報収集をした上で、不動産に行き相談。友人が紹介してくれた不動産の担当者がとても親身に相談に乗ってくれてかつ迅速に対応してくれたこともあり、この不動産におねがいしようと決めました。2件内覧した中で、広さや建物がきれいだったこともあり、一緒に内観したケアプラン・相談支援の統括責任者となる所長が「ここにしましょう!!」と即決。(早かった笑)
 それから市の指定申請係にメールを一通送り、市との事前協議から始まります。30種類以上もの書類を提出して、1-2回の再提出を経て、無事に指定を頂きました。途中、地域住民から「住宅街で事業はできるんですか?」などと不安の声が入ってきて、地域から受け入れてもらえるのか…と心配なこともありましたが、ひとまず、法的には問題ないのでクリア。
事業所番号が郵送で届いた時はなんかジーンときましたね。

 そして61日から指定特定相談支援事業(大人)、障がい児相談支援事業(児童)が無事にスタート

今までのネットワーク・繋がりからの新規依頼


 事業開始してからは本当に怒涛の2ヶ月間。ありがたいことに新規依頼を立て続けに頂きました。営業にもそんなに積極的に行ったわけではないのですが、今まで繋がっていた基幹相談支援センターや行政などのネットワークがあり、そこから依頼が来ました。
 依頼があったらまずは訪問して利用者さんや家族にお会いして話を聞きます。私はこの初回訪問がとても好きです。何かのご縁で出会うことができたことに感謝です。
初回契約、アセスメント(身体状況や生活状況の確認)、プラン作成⇒行政に提出、福祉サービスを受けるための受給者証が届いたら関係者でサービス担当者会議を開催、支援開始、モニタリング(現在の支援状況の確認)…という感じで進んでいきます。あっという間に現時点で約50名の方とお会いすることができました。事務員さんがいないので、自分の仕事は基本的にはすべて一人で行います。書類の提出、郵送作業、契約書の印刷、請求業務など以前の職場では事務員がしてくれていたこともすべて一人でします。最初、その流れをつくるのは大変でした。。。郵送したい→切手がない?、印刷したい⇒紙がない?みたいなことも笑。
 特に初めての請求業務では、請求ソフトのダウンロード、申請手続き、パスワードの設定等々、私が苦手な仕事もたくさん。利用者さんの情報入力をすべて登録してから、その月に稼働した分の請求をすることができます。7月に初めての請求業務が終わり、あ~こんな感じで請求できるんだーと実感。今までは行政委託の相談機関に所属していたので、お金を意識して働いてはいませんでした。自分の動きに対する対価というものを少し意識するようになりました。
 今は、契約から実践、請求までを経験することができたことで、以前よりも経営的な視点を持ちながら実践に臨むことができるようになった気がします。まだまだですが・・・。

相談支援専門員×ケアマネジャーの連携

 私が所属している組織ではケアプランセンターも同時に開設されたので、6月からケアマネジャーの仕事も兼務しています。数年前に資格を取得して、初めてこの資格を使う日がきました。利用者さんの中には、介護保険と障がい福祉サービスを併用している方も多いです。介護や福祉サービスを利用しながら生活するということは一緒なのですが、利用する制度の種類が異なります。ややこしいですよね・・・(笑)これが縦割り制度。
 障がい福祉サービスは障がい者手帳や診断書などがあれば利用できるもの、介護保険は基本的には65歳以上で要介護認定を受けた方、40歳以上65歳未満で特定疾病がある方が利用できるものです。

(例えばこのような方)
・脳出血で片麻痺、介護保険では福祉用具やヘルパー、障がい福祉サービスでは自立訓練でリハビリをしている方
・リウマチがあり、介護保険で福祉用具や訪問看護、介護タクシー、障害福祉サービスで共生型デイサービス、ヘルパーを利用している方
・身体障がいがあり、介護保険で福祉用具やヘルパー、訪問看護、障害福祉サービスで就労継続支援B型で就労をしている方

 同法人の中でケアマネジャー、相談支援専門員と分担しているので、何かあったらすぐに聞ける、一緒に考えることができるという最大のメリットがあります。私は介護保険にはまだあまり明るくないので、この状況ではどんな福祉用具が必要なのか?などの情報をケアマネさんから聞くことができます。逆に、就労系の情報については私から情報提供をすることもできるのです。二人で担当を持てることがどれだけありがたいことか。
 利用者さんによっては、対応する中で一人では精神的に追い詰められてしまいそうなケースでも、一緒に共有することができています。
 以前の職場にいた時は、二人担当がついているのに連携ができていないなどの状況をよく耳にしていましたが、ケアマネジャー×相談支援専門員がしっかりと連携することは利用者さんにとってはもちろん、私たち支援者にとっても重要なことだと感じています。

自分への働き方改革できてる?

 そんなこんなで、相談支援事業開始、ケアマネジャーの修行開始の2ヶ月間のお話でした。あっという間の1日、1週間、1ヶ月という風に時間が流れていた気がします。
 一方で自分への働き方改革できてる?というと・・・
ははははは…って感じです。
 ここ2ヶ月は、一端仕事が終わって、保育園のお迎えをして、夕食準備、お風呂、寝かしつけ等が終わったら、またパソコンに向かう。
仕事、仕事の日々でした。
心の余裕はなくなっていたように思います。
noteの更新もできてませんでした。
きっと発信したいことはいっぱいあったのですが、この画面を開く余裕がなかったです。

新しいことをスタートしたばかりだし、想定内の話ではありますが
少し考えないといけないなぁとも思っています^^

「働く、暮らす、子育て」のバランスって難しいですね。
やっぱり永遠のテーマです。

でも今日は、久しぶりにnote更新ができて気持ちがスッキリしています♡
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。


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