見出し画像

そうだ、今夜はビーフシチューにしよう。

圧力鍋でお肉を柔らかくなるまで煮込んで作ると、手間をかけずとも、安いお肉でごちそうっぽい雰囲気になって、あったまるし、みんなの好物だし、我が家では冬の最強メニューなのだ。

うちの圧力鍋は娘(8歳)が離乳食を始める時に実家から強奪してきた”松居一代さんプロデュース”の圧力鍋。まぁ、めっちゃシンプルな10年ものくらいのお鍋。シンプルなので壊れる気配もなし手入れもめちゃくちゃ楽ちんで、気づけばうちのお鍋の中で最長老。

そんな圧力鍋、使ったことがある方はご存知だと思うのだけれど、加圧した後、加熱を止めてしばらく放置し、圧が下がったら蓋を開ける、というのが一般的な使い方。

が、煮崩れ防止とか、煮込み過ぎた時、あとちょっと急いでいる時などは、加圧した後、お鍋にタオルをかけて、上から水をかけて強制的に減圧して蓋を開けるという方法もある。(*メーカーによってやり方は色々のようです)

今日も、冷めるの待つのがめんどく・・・、ごろっと感を出したいのでいつものようにお水をかけて急冷して、さて、蓋を開けようとしたところ、あれ、開かない。

噛み合わせがおかしかったかな?でも圧がかかってる時は普通だったなぁ・・・。とにかく、途中まで開くんだけど、がっちり噛んでいて開かない雰囲気。びくともしない。落とした?ぶつけた?調子に乗って急冷したせいで歪んだ!?

取説を引っ張り出すも(取説見てそういえば”松居一代さんプロデュース”だったと思い出した笑)開かない時の対処法は書いてない。ネットで調べたらまさかのメーカー閉業。ちーん。

今日のご飯どーしよう、お風呂に入ってた娘も、いつの間にかお風呂上がって「いい匂い〜、お腹すいた」ってワクワクしてるんですけど・・・!?

うーん、「圧力鍋 開かない」でググったところ、

圧力鍋が開かない!原因は2パターンあるから冷静に対処しましょう!(二児のママが子育てに役立った情報を紹介 「みからもち」さん)

まさに私の今の状態なのでは!?

冷やすと鍋の中が真空状態になって開かなくなる可能性がるらしく、その場合はもう一度加熱してみることで開く場合もあるとのこと。

ダメもとでやってみたところ、1回目、おっかなびっくりで十数秒加熱してみたけど、ダメ。やっぱり噛み合わせ?と思いつつ、もう一度1分くらい加熱。

これでいけなかったら、ハンマーで叩いてこじ開けるとか、最終手段を選ぶしかないみたい。場合によっては傷がついたり、ちゃんと閉まらなくなって、使えなくなる可能性もあるさようなら、うちの圧力鍋ちゃん・・・もう買えないのかな。

なんて思いつつ、ドキドキしながら蓋を持ち上げてみたら・・・ぐわっ!って感じに開きました!!!真空だったのかぁ。

いつもよりちょっとお野菜がグズグズになっちゃったけど、無事に美味しいシチューが完成。はぁ、よかったぁ。

ありがとう、みからもちさん、ありがとう、Google、ありがとう、松居一代さん、ありがとう、エスビー(今日のシチュールーはエスビーさんでした)

今日も我が家は平和。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?