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私の精神状況やら心の傷やら

私が乗り越えないといけないことは山ほどある。今年中に何とかしたいこととか、人生通して乗り越えないといけないこととか

不思議と、なんでこんな修羅の道を選んだんだろうとかは思わないです。

普通にシスジェンダー男性(じゃないけど)として生きようと思えば生きれたと思う。でもあの頃の生活ってすごい味気ない。

保障はないけど父の元で働いて月30万近くあって
仕事自体は嫌いじゃないし、朝早いのとクソ親父と同じ空間に居ないと行けないのがしんどかっただけで
まぁなんだ、それなりに生きようと思えば生きれたと思う。

あの時の私は色々放棄してた。
国保のさかのぼり請求とか、税金とか、年金とか
元々あった借金とか
まぁ普通にお勤めの方で社保に入ってたらぜーんぶ会社がやってくれるんだろうけど
そう簡単にはいかないじゃん。

借金はそう…対応する余裕がなかった。
どちらにせよ弁護士さんにお願いして破産でなくともなにかしらの債務整理は必要でした。

借金の理由はまぁそれなりにまともだと思ってるけど
親父からしたらお母さんのせいだとかそう言う軽口を言えてしまうし
単純に借金は悪だって講釈垂れられそう。(自分も色々さんざんしてたくせに)

だから返す気がないんじゃなくて相談する余裕もなかった。

鬱っけで入眠障害があるからって病院行くのに休ませてくれないし(38℃の熱が出て休むって言ったらクソキレる→案の定仕事中に倒れてまたキレられるような環境)
自分の病気に対しても対応する余裕なかったですね。(GIDなんか論外)

30万近くあったと言っても
本来ならですからね…?笑

日曜しか休みないから役所関係ぜーんぶ行けないし
そのくせ親父都合で私の保険証が必要になったらはよ作れと(それのお陰でさかのぼり請求生活がはじまった)

それでもまぁ、十分な収入はあったと。

でも、よくないことだけど国保とか税金とか借金とか色々無視して(どうにかする余裕が無いから開き直ってた)投げやりな生活を送っていましたね。

ギャンブルやって風俗行って
ダメ男の典型をしっかりなぞってました。
なーんも楽しくなかった。
彼女いた時はそれなりに楽しかったんだろうけど
今思えば「そういう感情だったのか」ってなるし…笑

だって本当なら私は女の子したかったもん。
女性も活躍していますが、現場仕事は実際男社会ですし。
事務職とかそっち系の女性が活躍する職業を見て「いいなー…」って憧れるだけの毎日。

日中は肉体労働してるけど、そうやって男やってる自分が歪で気持ち悪くなって…でも表に出せないから我慢して
夜は「女の子になれたらなー…」って涙が出る日もありました。

でも私は今、女の子になりました。
正確にはなりかけですがもう男では無いです。
「なれたらなー…」じゃねぇ。「なれる」んです。

いくら鍛えても筋肉がつかないこの身体は
この時のためにあったのです。
168cm(最近まで173あると思ってた)のちょい低めの身長も
リュックすらずり落ちるなで肩も
全部そのためにあったんです。
ええ!!そこまでするならもう女で生まれさせてくれって思ってますよ!!笑

女の子になりはじめてからはとても楽とは言えない生活でしたが
それでも幸せはありました。

今は福祉にお世話になっている身ですが、心の暗い部分と向き合ったり、破産したり、改名したり、女の子の生活に切り替えたり
着実に問題を解決していっています。

改名も破産も後はほぼ待ってるだけなのですが
まぁーーーー大変だった!!
破産に関しては弁護士さんがほとんどやってくれるわけだけど、書類はたくさん用意しないとだし
色んなところ走り回った!!
改名は審問の日が決まったのでそれに対応するだけですが、破産と同時進行なのが気になる。(弁護士さんが破産の方の書類の写しを送ってくれたのでそのまま提出したからそこまで心配しなくてもいいかもですが。)

女の子の生活に慣れないと、なのですが
そもそも男で通す場面があることが良くない気はします。
歯医者さん行く時がいちばん困るなー。
本当の性別わかってるからパスもクソもないからどすっぴんで行くけど
乳は隠せないし服もレディースしか持ってないし…
だからMtFなんだなってわかるような感じで行ってますが…

こころのクリニックはちゃんと女の子してます。
ただ「○○ ○○さーん(本名)」ってフルネームで呼ばれると
普通に男性名だから私が立ち上がると周りが「!?」状態になる。トランスあるあるだと思う。絶対みんな頷いてる。

客席にジャニーズが紛れてるドッキリ大成功の瞬間みたいなやつwww

眠剤出してもらって帰るだけなんだけど
今の生活リズムを作ってくれてるのはこのお薬なので…(夜更かししてますけどちゃんと夜寝て朝起きてるから偉いんです)

まぁなんせ、女性として生きる為には色々乗り越えないとなんです。まずはスカートデビューしないと…(しないとダメ…?)
ボイトレもちゃんとやらんといつまでたっても声バレするし…





私の心の暗い部分

なんだと思いますか。

答えはお金です。

私の人生ずーーっと、お金に苦しんできました。

小学校1年生で両親が離婚して
お母さんとアホ犬(こいつがマジで疫病神w)と一緒にボロ屋に投げ込まれて
安いパートのお給料で育ててくれました。
母方のおばあちゃんが宗教絡みでお金使いおかしくて
お母さんが借金を背負う形になり
破産しましたね。優しいおばあちゃんだったけどお金に関してはクレイジーだった。

お母さんが完全に折れて鬱になり、生活保護を受け始めたのですが
親父が毎月払っていた養育費(5万円)は福祉側から「これは受け取る権利があるものなのでそのまま受け取ってください。」という形をとってくれました。

でも生活保護を受け始めたと知った親父はおばあちゃんを通じて「保護受けてるんやからもう養育費やめたって」とか抜かして
お母さんは言い返せなくて(鬱の元凶その2相手だから仕方ない)親父は養育費から抜け出しました。

中学も部活で色々必要だったけど工面してくれていました。

高校に上がってバイトを始めたら
当時のケースワーカーがクソで…
ちゃんと給与申告してるし然るべき書類を出しているのに
「なにか隠してる!!」とか言いがかりつけられて…
扶養家族のバイトの収入の控除って、受給者本人もそうですけど
いくら働いたらいくらまでは受け取れるとかそういう算出表って絶対存在してるし、その前のケースワーカーさんが見せてくれたので知っていました。

でもそのクソは「そんな表存在しない。」なんて言ってきやがったんですよー
当時は今みたいに調べりゃ出てくるとか便利な時代じゃないからもうなんも言えねーです。

私はあくまでも、しっかりと申告していました。

そしてまぁ、色々お母さんと相談した結果、保護抜けよう。と。

今考えたらお母さん、すごいなーって思うわ。

確かに抑圧された状態から抜け出したい私のわがままもあったけど
そのまま腐っちゃいそうで嫌だったのも本心です。

でも、よく社会復帰できたな…今もしっかり働いてるし…

………もう一度言います。ちゃんと申告していました。

ある日突然、お母さんがお買い物から帰ってきて郵便物を見て膝から崩れ落ちました。

その瞬間を今でも覚えています。

生活保護費不正受給分の返済命令でした。

40万くらいだったかなー。もっとだった気がする。

意味わかんないでしょ。ちゃんと申告してたんですよ。

そのクソケースワーカーの最後っ屁です。

何がしたかったのか今でも理解できない。

その請求書、お母さんの前でビリビリに破り捨てたのですが
そりゃ怯える毎日ですよ。

社会復帰して順調に見えても、やはり鬱病でお仕事が続かなかったりで
私も学校行ってる暇ねぇって感じで中退したからバイトでしたし
そこから今の借金に繋がります。

ずーーーっとそうやってお金に怯えて生きてきたんです。

親父のところで働いてた時は思考放棄してましたけど
恐怖心はありました。
なんなら親父にもピンハネされて再婚相手肥らせてると思ったら殺意わいてくるし…

でも今私は確かに最低生活費しかないし
国保の世帯主がどうとかってやつでめちゃくちゃになって1回破滅しかけたけど「親の責務だ」って言ってお母さんが払ってくれたし(伯母の助けもありました。)

  • 女の子として生きていられる

  • 借金や税金に怯えなくていい

  • しっかり療養できる

この3つだけでほんっっとうに満たされてます。

リスタート切ろうにも、借金とか病気とか性別とか滞納してる税金やら国保やらに足を引っ張られてどうにもできなかったんです。

最初は若いのに生活保護なんて甘えだな…私はサイテーだ…って自分を卑下していましたが

冷静になればなるほど受給すべき人間じゃないか…って思います…笑

もちろん福祉に頼らなくてもこの状況を自力で打破できる人もいると思う。

私は無理です。甘えてるんじゃなくて本当に無理。

惰性で生きてお母さんに迷惑かけるくらいなら死んだ方がマシだと思うけど死んだらもっと迷惑かける。

真っ当に生きていらっしゃる方からすれば
私みたいに20代で生活保護を受けてぬるま湯にひたってるような人間は
食っちゃ寝で税金を貪るだけの大乞食だと思いますが

必要とする人が居るから存在する制度なのです。

そりゃ、実際問題うまいことやって受給しながら普通の人より贅沢してる人も居るだろうし
全部競艇とかに突っ込んで人生をかけたギャンブルを楽しんでる大バカも居るでしょう。

そいつらがクソなだけなので…確かに私もクソですけど…
生活保護そのものを憎まないで…

私は税金とかそういうお金関係未だによくわかってない社不ってやつだし
あれ払ってこれ払って…とか考えるの本当に苦手なんです…

だから真っ当に生きていらっしゃる方々は尊敬してるし心から感謝しています。

私は救われているし、ちゃんと社会復帰したいって思っています。
すぐには立ち上がれない傷を負っているので、今は準備期間に使わせて頂いております。

本当にありがとうございます。

私の心の暗い部分はこうやってのうのうと暮らしている今でも私を闇へ引きずり込みます。

社会復帰した後、保険とか税金とか大丈夫かな…とか
そんな未来の不安です。

あとはまぁ、今生きるお金の問題だったりです。
国保のさかのぼり請求のお母さんが世帯主のままだった分約10万円をお母さんが払ってくれたとはいえ
そんな苦しい思いをさせてる事が悲しいし
やっぱり多少支えないといけなくて、歯車が狂ったのを今修正しているところです。

今月はかなーりピンチです。
私も、お母さんも。

来月には少しでも修正できてるといいな…

今わたしがいくら足掻いてもどうしようもないので
ただ1日1日を明るく過ごすことに尽力しています。

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