スクリーンショット_2018-08-27_10

料理をしなくてもいい時代に、料理をする意味

こんにちは、山口祐加です。

noteの公式メルマガでこの記事が配信されて、再び読まれています。本当にありがとうございます!

私は外食と内食どちらも大好きで両方の発信をしていますが、圧倒的に料理コンテンツのほうが読まれています。グルメに関する情報は飽和状態なので料理の方が読まれて当然なのかも知れませんが、それにしてもよく読まれるな、と不思議です。

この記事の読者がいるということは、「料理したいけれど、はじめ方がわからない・続かない人がいる」ということ。
ではあえて、読者の方に逆のことを問うてみたいのです。「外食・コンビニ・デパ地下お惣菜・インスタント食品など私たちの食生活は便利を極め、料理をしなくてもいい時代なのに、どうして料理をしたいのか?」と。

きっと、対自分と対他者どちらもに理由があると思います。私の場合の料理をする意味を挙げてみますね。

対自分
①自分の食べているものを知り、体調をコントロールする
②料理に没頭すると気持ちが良い(スポーツみたいな感覚)
③旬の食材や様々な調理法について調べるのが楽しい
④食べたいものを食べられる(自分好みに味付けができる)
⑤一生役に立つスキル(料理ができて損することは一つもない!)
対他者
①料理をすると人に喜んでもらえる
②一緒に住んでいる人の体調に合わせて料理し、食事を通じて人を支えられる

総じて言うと、シンプルに料理が好きなのです。

でももし今私が料理できなくて、これからはじめようと思っていたとしても、どうやってはじめていいのかわからないと思うのです。

というのも、お料理教室は開催数が多くて選べない、通い続けられない、高い費用はかけられないなどの理由から「通わない」選択をしていると思います。

一方本から学ぼうと初心者向けの料理本を開くと、(私が手にとった本は)最初のレシピが「ハンバーグ」。愕然としました。これからはじめる人にとって、ハンバーグはハードル高すぎると思うのです(私も最後にいつ作ったか思い出せないほど……)。読み進めていくと、エビフライやとんかつなどが出てきて「う〜ん悩ましい」と感じました(もちろん読者を本当に理解して作られたわかりやすい本もあるけれど、目の前の書棚からそれを見つけるのは至難のわざです)。

これって、登山を始めようと思ったらいきなり富士山から登らないといけないみたいな状況だと思うのです。高尾山でハイキングしたり友達に連れられてキャンプに行ったりしているうちに、だんだんと高い山に挑戦できるようになる。そんなイメージで米の炊き方、スープ作り、材料2種類でできるおかずなど、肩肘張らずにできる料理が必要なのでは?

このnoteが読まれていることも含めて、続けられて楽しめる料理を発信していきたいと思ったのでした。

みなさんのサポートが励みになります。 「おいしい」の入り口を開拓すべく、精進します!