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どんな立場であっても意見が言える環境。自分が大切にしている職場での条件の一つなのかも

休みが一日しかないのは辛すぎる。

休職明けにいきなり土曜日も出勤で、しかもそれを事前に教えてもらっていなかったので、いきなりの6連勤となった。しんどかった。特に木曜日と金曜日。帰宅するとそのまま敷きっぱなしだったヨガマットに倒れ込んだ。なぜかヨガマット(笑)

3か月休んでいて復帰し、6日勤務を無事こなした自分に対してご褒美的な感じで茶碗を買った。近所にちょっと有名なお店があるのに行ったことがなくて、今日散歩の帰りに寄った。ちょっと通常価格のものは手が出せなかったけど、小さい傷?少々難あり的なものがかなり安く、しかもたまたまサイズといい絵柄といい好みだったのでそれを買った。

いい感じ。このお茶碗でご飯を食べたら明日からも頑張れそう。

昨日、いきなり電話をかけてくる友人の一人から例のごとく突然の連絡があった。彼女とは不思議な繋がりで、ほぼ日本で対面して話していなくて、基本的に海外と海外、もしくは日本と海外、ごくまれに日本で会う、みたいな関係だ。元同僚なので共通の話といえばやはり当時の一緒に働いていたメンバーや所属していた組織の話なのだけど、なんだかんだと話が飛びながらも深い話も軽い話もする。

昨日はまず私の今の職場がイケていない話をした。イケてない理由としては、まず日当が安すぎる。今時一日800円、半日だと400円。小学生のお小遣いかって金額。そして事務でない人には残業が一切出ない。朝7時集合、夜9時解散であっても一銭も出してくれない。翌日遅く出てきていいよ、的な配慮も一切ない。つまりブラックなのだが、それは今はおいておきます。今回、私が復職した際に言われたこと「就業規則に書いてある通り、月の出勤日が10日未満の場合は交通費の支給はしない」と。え。なら前もって言って。つうか定期買っちゃったし。出勤のための交通費が出ない職場が今時あってもいいのかと、その瞬間に早く辞めようという決意を新たにした。

そんな愚痴の延長線上に話したこと。日本の中小企業は私たちが思っているよりもずっと遅れている。彼女も私もNGOやNPOといった特殊な業界にいたこともあり、中小企業のことあまり知らないという話になったのだが、NGOやNPOというのは新しいものややり方、人材育成や人事評価の面も含めて、結構時代の最前線をいっているのだと。海外を相手にしている場合はさらに外のものを積極的に受け入れようとする傾向もあると思う。

とはいえ、業界の一部しか見ていないので氷山の一角の話なのかもしれないけど、彼女と一緒に所属していた組織は少なくとも従業員に不利な(配慮のない)規則はなかったし、そして事務局トップだろうが下っ端であろうがルールの下ではみな平等だった。

業務分掌が毎年更新されて、それぞれの役職とその役割・責任が明確になっていて、もちろん業務分掌に書かれていないことも散々やらされたけれども、軸がぶれることはなかった。自分がその組織で担っているものが明確だったから。そして業務分掌はすべての従業員に公表されていたため、組織全体の動きや人員のバランスが理解しやすかった。

何よりも意見を述べる機会がきちんと与えられていたことがよかったなと。その意見が受け入れられるかは別としても、きちんと意見を意見として受け取ってもらえた。下っ端なんだから黙ってろなんてことは一切なかった。新しい発想や手法はとりあえずやってみてもいいよ、みたいな感じもあって、提案すれば自分の責任でいろいろとやらせてもらえた。ただし、それで自分の首を絞めることもあったけど(笑)

昨日、一つ盛り上がったのがこの点。誰であっても意見を言える環境であること。そして良い方向に動くためであればそれは積極的に採用されたこと。その業務に従事している者が業務をより効率的にやりやすくなるための行動が取れることは、改めて考えるとすごいことだと思う。

彼女も私も年齢的には一番下であったが意見はバンバンだしていたので、所属する課が異なったがそういった点では近いものがあった。

組織の駒ではなくて、組織の一部分で自分が貢献しているという実感がある。いや~これは大事だなぁと改めて感じた。

さぁ、明日からまたその真逆の職場に行くのだけど、とりあえず私は自分のペースで、無理をしないで、定時で帰る。それをこなしながら元気になったらスパッと辞めて、転職活動をじっくりしていこうって思った。