リターンズ7話 ネタバレ考察&感想その6～絶妙なやり取り
26:48～ 公園の遊具で遊び続ける吾郎(佐藤大空)と牧(林遣都)のシーン。夕飯何食べたい？の答えがダンゴムシだったから、「えっ、ダンゴムシ食べたことあるの」とつぶやく牧。同じことを言われた春田との対比や子どもの言うことを生真面目に考える牧が分かる面白い場面だ。
遊び疲れて吾郎を抱っこして帰りながら「ダンゴムシはちょっと難しいけど肉団子なら作れるかも」とまた真面目に話しかける牧。
3歳児を抱っこするのはなかなか重くて大変だが、吾郎は牧の腕の中で寝ていた。夕焼けこやけが流れる中で吾郎を見つめる牧の表情からは、子どもに慣れない戸惑いと何とも言えない感情が相半ばしているのが見えて、とても良かった。
27:33～ 牧と吾郎が帰宅するシーン。武蔵(吉田鋼太郎)が迎える。探しに行ったはずの春田(田中圭)とは会ってないという。
武蔵の手品で吾郎は言うことを聞いてくれた。シッター資格を持ってるだけある。牧は疲れで倒れ込んでいた。
28:27～ 探しに行っていた春田が帰ってくる。春田の「ただいまー」に手を上げて応えるソファーで横になっている牧。吾郎が寝ているからだろう。
「分かるー」「牧、おつかれ」と太ももを叩いて春田は労う。
「鉄平兄(児嶋一哉)に連絡してみる？」と話す春田に「鉄平さんたち旅行中だから連絡してほしくないとちず(内田理央)さんが…」と言う牧。というか、既に一晩預かってたのに春田は知らなかったのか?!
そのとき春田のもとに鉄平兄から、ちずから返信がないけど春田何か知ってるかという旨のメッセージが。そのとき「病院」という言葉を誤返信してしまい、送信取り消しも間に合わず電話がかかってきてしまう。
「かかってきた。どうする？」「しーらない」「一回だけ」「出て出て」という二人の細かいやり取りがなかなか面白い。
「ちずが病院ってどういうことだよ」
「何の心配もいらないからね。ハワイ楽しんで」「バリ島だよ」
「一回切りまーす。すいませーん。失礼しまーす」という鉄平兄と春田の電話のやり取りもリアリティがあった。
30:23～ おむすびごろりんでおむすびを売る菊様(三浦翔平)のシーン。「グランデサイズ12個とトッピングおかか」と言うギャル風メッセンジャーの合図で店を閉め、12時作戦決行が告げられたことを知り、和泉(井浦新)と秋斗(田中圭/二役)との写真を見つめる。
→7に続く。
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