℘∗◆❰*💚∗鬼伝説∗💚* ❱◆《優しさ》→《我慢》→《苦しみ》→《怒り》→《呆れ》→《不信》→《無》その時💣人間は❰鬼❱となる❮鬼とは悪❯ではなく❮鬼とは哀❯なのかもしれないよね∗℘【ｱﾕﾚﾑ】

人間は《優しさ》→《我慢》→《苦しみ》→《怒り》→《呆れ》→《不信》→《無》この順番で ❮ 無 ❯になった時、❰鬼❱ になるんだよ。

人間は、本当に脆い生き物だからね。

数分呼吸を止めただけで、存在が消えてしまうんだよ。

そして、優しいんだよ、人間って。

だけど、感情が豊かな人間は、簡単に感情が壊れてしまい ❮鬼❯ となる時があるんだよ。

優しさや我慢から怒りになっても、《鬼》にはならないんだ。

苦しみや怒りから不信になっても、《鬼》にはならないんだよ。

あくまでも、あの順番で ❮無❯ になった時、人間は ❮鬼❯ になってしまうんだよ。

世間で言う ❮鬼❯ ＝❮ 悪者 ❯。

確かにそうかもしれない。

だけど、優しいがゆえに我慢し、それに対して苦しみ、その現状に怒り、そして呆れる。やがて、不信になり《無》になった時に。。

自ら座禅を組んで、《無の境地》になるのとは意味が違うんだよね。

ここでの❮無❯とは、もう、本当の意味で何もかもがどうでもよくなる事なんだよ。

もう、本当に全ての感情の感覚が無くなるんだよ。

身近な人も、他人も、更には《自ら》も。

そして、《無》の中でも、いろいろな感情があった中で、恐らく強く残っていたであろう感情で最後の行動を起こすんだよ。

他人や世の中になら

《殺人》《強盗》《テロ》《放火》等々。

自らになら

《自傷》《引きこもり》等々。

普通の人間が行う上記の事と❮鬼と化した❯人間が行う上記の事とはまったく違うんだよ。

《無》となった❮鬼❯は、後悔も反省もしない。かと言って、歓喜する訳でもないからね。

後悔や反省、歓喜しているなら ❮鬼❯ ではなく、まだちゃんと人間なんだよ。

まだ救える、本当は優しい人間なんだよ。

ただの❮鬼みたいな行動❯なら、まだ救えるよ。

だけど、

❮哀❯からの ❮鬼行動❯ は、もう救えないんだよ。

なぜなら、本当に感情が壊れてしまったからね。

聞いて欲しかった。

助けて欲しかった。

わかって欲しかった。

心の中で訴えても、それが自らの心の中だけで思い、発信できず、叶わなかった時、人間は徐々に感情が壊れていくんだよ。

《徐々に》が怖いんだよ。

突然や普段、怒ったり泣いたりは本来の感情だからね。それも、時には大事な感情だからね。

でも、❰ 鬼 ❱になっても❰ 鬼 ❱になった鬼の中に残る感情が１つだけあるんだよ。

≪哀≫。微かにだけどね。

❮ 鬼 ❯とは、感情が

壊れた人間なんだよ。

いや、壊された人間かもしれない。

       見放された人間かもしれない。

そして、そんな❰ 鬼に化した人間 ❱ に時に普通の人間は何も気づかず、

《相談してくれれば良かったのに》

《助けてあげたかったです》

《声は掛けたんですよ》

そう、過ぎたから言える、偽善者の言葉が横行するんだよ。

それでも、まだ優しいかな。

だけど、❮ 鬼と化す人間❯ は、もっともっと《優しかった》んだよね。

優し過ぎて、迷惑を掛けたくなくて、自分でどうにかしようと頑張って徐々に感情が壊れていくんだよ。

恐らく

弱い人間、と言われるのだろうね。

そうだね。弱いのかもしれないよね。

でも、弱いからこそ、強くなろうと頑張って、頑張って、弱いからこそ届かなかったんだよ。

簡単な嘘でも、甘えでも良かったんだよ。誰にも頼れず、助けを求められず、馬鹿正直に、馬鹿優しい人間だったんだよ。

そんな、❰ 哀しい鬼 ❱。

もう、人間には戻れない人間なんだよね。

❰ 哀しい鬼 ❱。

それでも、成敗されなければならないのだろう。

優し過ぎた人間だったんだよ。

それだけの事だったんだよね。

鬼は、これからもたくさん生まれるだろうね。

何が悪く

何がそうさせたのか。

それは、たぶん誰にもわからないし、どうしようもないのだろうけどね。

もっと言えば

誰も、わかろうとしないし、どうにかしてあげようとも思わないのだからね。

そんな、殺伐とした世の中に、❰ 哀しい鬼 ❱は、生まれるのだろうね。

世の中には、善人な人間の姿をした ❰ 鬼畜な人間 ❱ は、たくさん存在しているけどね。残念ながら、鬼畜なうちはまだ《人間》なのだから。

❰ 哀しい鬼 ❱ は、生まれた時はみんな優しい ❮人間❯ だったんだよ。

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じゃあ、またね。

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