2017.3月
かかりつけ医に何度通っても胃薬を処方されていた。でも今思うに、先生は絶対に胃カメラを勧めていたはず。
怖いのが嫌いな母。それになぜか「私はガンにはならない」という謎の自信があったため、いくら言われても拒否していたんだろうと思う。
でもどうしてもおかしくて、でもかかりつけ医には今さら言えなかったのか
「病院、変わろうかなぁ?」と言い出した。
近くの内科を勧めて一人で行かせる。
「触診してもろたら大きい病院に行きなさいって言われた。胃カメラ嫌やけど仕方ないなぁ」
触診で?なんだかその時モヤっとしたものを感じました。
翌日バイクでひとりで行き、初診。翌日の検査を予約。
眠り薬を使っての胃カメラなので、急遽私も休むことに。
「嫌やなぁ。ドキドキするなぁ」と言いながらも診察室に消えていった母。
それからの日々を決定づける長い長い1日の始まりです。