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歴史探偵"半藤一利さん"との感動の出会いを語る


今年の夏ごろ。
マッカーサーに関連する仕事があった。
恥ずかしながらゴリゴリの理系のわたし、日本史は高校の授業以来勉強してないためにマッカーサーがGHQの人だということしかわからない。
そこで近所のセミのうるさい図書館へ。
とりあえず手に取った以下の本が驚くほどわかりやすかった。

この本書いたおじさん、天才じゃん…と思ってたら「その人の奥さんは夏目漱石の娘だろ」と父。歴史オタクの父は何でもしっている。

このマッカーサーについての本との出会いが運命であった。

「歴史の本読むならこのおじさんの本がいいじゃん」ってことでとりあえず昭和史を手に取った。

この本もまあ、わたしのような無知な人間に寄り添う半藤一利さんの人のよさがにじみでるような、後世に戦争の悲惨さを丁寧に伝えたいという思いが伝わるような、亡くなる前に1度お会いしたかったと思わずにはいられないような本であった。
講演会あったら行きたかったなあ〜


そのころの私は新選組から入って幕末にハマり、勝海舟を推すようになっていた。

洗足池のほとりに、勝海舟記念館というものがある。 

ここに馳せ参じた。
建物自体もすばらしく、展示内容も盛りだくさんで、300円という拝観料が激安に思えた。(しかも3周年記念の缶バッチまで下さった、あとグッズの値段がまじで安い。価格設定が20年前。)
興味がある方は直ちに行かれたし。

そして1階の展示に満足して2階にあがった瞬間、!?!?!?!?!?!?!となる。

なんとそこに半藤一利さんがいた。
いや、御本人ではない。すでに亡くなられている。

なんと、半藤一利さんが勝海舟を熱く語る30分ほどの動画が巨大モニターに映し出されていたのだった。

「はっ!!!はーーー!!!はあああああ!!ええ!???おおおおおお!??ガガガガギーーーーー(意味:推しが推しを語ってる…!?
半藤一利 featuring 勝海舟…!?!?)」

半狂乱になるわたしをあたたかく見守る友人、ありがとう。

そんなこんなでわたしの推し(半藤一利さん)の推し(勝海舟)がわたしの推しであり…という稀にみる幸せな状況がそこに生まれた。

それからわたしは共通の趣味をもつ知識が豊富な人生の大先輩として半藤一利さんを認識するようになった(無礼)。

現在半藤さんの著書を片っ端から読んでいるところである。

ほんとにお会いしたかったな〜

わたしの、個人的な、一方的な、半藤一利さんとの出会い終。

【ゆるぼ】
われこそは半藤一利さんの後継者であると名乗りをあげる方

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