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既婚ゲイの叫び

はじめまして、ゆういちと申します。30代既婚ゲイ@関西です。既婚ゲイというと否定される方が殆どかと思います。私は様々なご意見やご指摘を受け入れます。よろしくお願いします。以下、とても長いですが、読んでいただけると幸いです。

妻との出会いは異業種交流会(=合コン)でした。業界も職種も異なりましたが、どこか惹かれるところがあり、いつ間にか結婚をしました。それが4年前、確か——。もちろんノリではなく、心を込めてプロポーズもしましたし、相手のご両親にも心を込めて、真剣に(覚悟を決めて)挨拶に行きました。体の交わりも「できてしまいました」。

妻に惹かれたことは確かです。しかし、Gayの私を結婚にまで駆り立てたものは一体なにか。それは未だにわかりません。少なくとも私は、その時まで男しか愛せない・性欲を感じないHomosexualだったのですから。結婚して、いや結婚をしてから時が経つほど、私は改めて自分がLGBTのGか(結果的には)Bであることを深く自覚してしまいます。最近なんだか、以前よりも輪にかけて毎日がとても辛い。私がGayであるという、妻に対する罪悪感はベースとしてありますが、それ以上に、過去の思い出が急に思い出されてきて、そしてそれが、私を突き刺すようで辛い。とても辛い。

プロフィールにも書きましたが、どうしても忘れられない人がいます。すべて学生時代に想いを寄せていた(and/or 寄せられていた←自意識過剰)人です。その人たちが、私に囁く。「こっちに戻っておいで」と。

妻は私をよく理解する人です。しかし、性格も金銭感覚も全く違う。ただ私をよく理解する。単に第三者的に眺めているだけかもしれない。体の関係も数年ありません。ただ私は時々疼きを感じて(隠れて)やらかしてしまう時がある。これはとてもいけないことです。断罪されるべきです。そして、その賢者タイムたるや、私を自殺に駆り立てるほどのもので「やはり、戻ったほうがいいのか」と思ってしまうほど。もちろん安易な離婚などは考えていません。私は妻の前で「幸せにします」と宣言したのですから、それを全うしなければいけません。私がG or Bであることは、妻が気付いているか、もしくは結果的にバレるかどうかは別にして、一生を通して隠すつもりです。

色々と辛い感情を吐き出す場が欲しくてnoteを始めました。昔からのLGBTの友人もいますが、このような私の妄想スレスレの話にいちいち巻き込めない。話だけではもの足りない。一方的に吐き出せない。

私の好きな小説(初恋の相手が勧めてくれた小説)に次の一文があります。「草の花」からです。元祖BL小説でしたっけ。今読み返しても、あの頃を思い出してキュンキュンします。

作品を美しく構成することが芸術家の仕事だとすれば、現実を美しく構成することも、また一つの仕事ではないだろうか。特に僕のような失敗した芸術家にとって、最後の一頁を小説にではなく、現実の上に書きたいと思うことは、せめてもの貧しい願いだった。

何だかながーく、だらだらと書いてしまいました。学生から今のいまに至るまで、(いまだに)忘れられない人がいる。僕は現実の上には書けませんが、せめて小説的なものやビジュアライズされたものにしたい。そして思い出をそこに氷結させたい。閉じ込めたい。こんな想いです。文学部国文出身の私は、学生時代から少しだけものを書きました。ネタはあります。どなたか助けてください。(プロフィールに「絵師さん〜」など、とんでもなく生意気なことを書いてしまいました。申し訳ありません。)

今でも私の心にいるのは、以下の四人です。どの人も仮名です。

(1)高校の部活動の先輩(憧れ):まさとさん
(2)初恋の相手(初めて会ったGayの方):りょうさん
(3)高校卒業後も続いた友人(BL的、お互いの探り合い):たいちさん
(4)初めて付き合った相手:つよしさん


それぞれの人について書き散らした文章があるので、随時投稿できたら良いなと思っています。その他にも、過去には寂しさを埋めるために、体だけの相手も何人(十数人!?)おりまして、それぞれの話もあります。それらは(5)として書ければと思っています。そして、それらのネタが統合して小説になったり、絵になったり、漫画になったりして、思い出が閉じ込められれば、私は救われるのではないか。こんな風に思うんです。

長くなってしまいました。
ここまでお読みいただきまして、本当にありがとうございます。何度も厚かましいですが、どなたか、この感情を昇華させるために、助けてください(コメントいただけると幸いです)。なお画像は、私の大好きな漫画「しまなみ誰そ彼」の第一巻からです。I've fallen in〜という、完了形の表現がグッときます。私はいつもこのペーシで泣いてしまいます。

追記:私の思い出を茶化すつもりはありませんが、変なタグをつけてしまい、申し訳ありません。

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