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ぼくの詩

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詩をまとめてみました。よかったら見てみてください。
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2023年3月の記事一覧

【詩】開花宣言

お昼のニュースです 本日、ここ大和に 一本だけ残る桜の木が 開花しました この開花は、207…

【詩】青い春の風香る

恋が何かを考えた 辞書の説明は意味不明 ボタン式信号は 赤いまま 恋が何かを知った日に 言…

【詩】余韻

終わった後に残るのは 記憶と感情 ただ揺れている 光のような 音のような 温度のような 余…

【詩】動機

僕が地球を選んだのは 僕の目で 君の笑顔を見たいから 僕の耳で 君の声を聴きたいから 僕の…

【詩】前と後、それだけ

出会うまでは ただ別々に存在していた 別々の場所で 別々の時間を 過ごしていた でも 出会…

【詩】今、ここ

輝きは一瞬 今、ここ その瞬間を全力で生きる命 輝き続ける人は 今、ここ この時、この場…

【詩】日めくり

詩集のページをめくる 日が昇った 詩集のページをめくる 太陽が照りつけた 詩集のページをめくる 空が赤く染まった 詩集のページをめくる 夜が降りてきた 20年くり返した まだ、同じ空を 一度も見ていない まだ、同じ感想を 一度も抱いていない 詩集のページをめくる 今日の空が白んだ

【詩】迷路

地図はなかった いや、正確には白紙だった 不思議なことに 歩いた後に道が描かれる それでは…

【詩】涙の責任

泣き方を忘れた小鳥が言った 私に涙は似合わない 泣いたって 煩わしく思われるだけ 泣いたっ…

【詩】眠ったままの海

海の水を全部抜いてしまったら 底には何があるのだろう どれくらいの船が 沈んでいるのだろ…

【詩】月と花言葉

太陽は昼に咲き 月は夜に咲く 虹色の光を空から送る 太陽の花言葉は「祝福」 真っ暗な空に光…

【詩】電話

声だけが聞こえる だから、目をとじて聞く 文字ではわからない 音の波 上がったり下がった…

【詩】春風邪

春風邪は淋しんぼ ずっとぐずぐず言いながら ぼくの傍から離れない 高熱が出る訳でもなく 咳…

【詩】月と脆いけど強い想い

脆い繋がりかもしれない 顔も知らず 素性も知らず けれど 月に引かれるように 月に惹かれるように 巡り会った だから 大切だと思う 大切にしたいと思う この想いがある限り どんなに脆くても 繋がりは切れはしない ~*~* Twitterの詩より