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【詩】春風邪

春風邪は淋しんぼ

ずっとぐずぐず言いながら
ぼくの傍から離れない

高熱が出る訳でもなく
咳がひどい訳でもない

ただ、そっと
袖を握っているように

ぼくの傍から離れない

微熱でぼんやりしたぼくは
恋心と勘違いして

可愛いなんて思ってしまう

困ったヤツだなぁ

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