#20 失敗は成功のもと
以前の投稿でも書きましたが、小学6年生の息子がドッジボールのチームで全国大会を目指し日々練習に励んでいます。
2年生からチームに入り、この4年間息子のことはもちろん様々な子供たちの成長過程をみさせてもらいました。
ボールを投げても10mも飛ばない子
声も出せず、泣いてばかりいた子
すぐに痛がって練習を休んでしまう子
そんな子たちがどんどん成長してたくましくなっていきました。
ただ、それは右肩上がりに成長していたわけではなく、ずーっと伸び悩んでいた中、あるきっかけでいきなり伸びたり、はじめにググッと成長したけれど、それ以降あまり伸びなかったり、取り組みに波があったり・・・
1人1人が様々な過程を経て成長して行く様子を見ていくなかで、親としてどう子供と接していけば良いのかを自分なりに考えてきました。
期待をしすぎない
親であれば、自分の子供が良い結果を出せればとても嬉しいですし、そうなれるようにサポートしようと思うものです。
自分の子供が試合に絡んだり、主力になってきたりすると、なおさら良いプレーが出来るよう期待が高まっていきます。
そんな時に、同じミスを繰り返したり、悪いプレーをしてしまうと本当に落ち込んでしまいますし、責任感の強い子や親だと、そのプレーに対して必要以上に反省をし、次は失敗しないようにと考え過ぎて、時には親子喧嘩につながってしまうこともあるでしょう。
ただ、そこは小学生。
自分が子供の頃を振り返ってみると、あれこれ親にプレーに関して口出しされていたらどう思っていましたか?
素直に受け入れられていましたか?
少なくとも私は、今思えば適格な指摘だったなぁと思う内容も「そんなのわかってるよ!」と当時はすねたりしていたことが多かったように思います。
期待をするな!というのは自分の子供ですから難しい話だというのはわかります。
なので、「期待をしすぎない」というよりかは、
「子供がスポーツに取り組む中で親として子供の何に期待するのか?」
というふうに、「期待」というものをより具体的に掘り下げて考えてみると、あまり感情的になりすぎずに考えてみることが出来るかもしれません。
上手くなることは目標だが、目的ではない
ということで、自分の子供がスポーツをしているなかで、親として何を「期待」するのかを自分なりにも考えてみました。
それは、
「挑戦と失敗はセット。むしろ失敗することの方が多いと思う。失敗することが悪いのではなく、失敗は挑戦したことの結果。その失敗を次の成功へどう活かしていけるかを考え、行動できるようになってほしい」
こういったことを私は息子にたいして「期待」しています。
「失敗は挑戦したことの結果」
そうなんです。
なので、挑戦しなかった失敗は失敗でもなんでもなく、
ただなにもしなかった。
という失敗することよりも何も生まない行動なのです。
どんどん失敗をして、今後のまだまだ長い人生へ向けて、たくさんチャレンジしてもらえたらなあと思います。
そして、こんな文章を書いている親自身が、子供にどんな背中をみせられるか。自分自身もまだまだチャレンジしていきたいと思います。
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