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#40. 【書店訪問記】まがり書房(大阪府池田市)

大阪梅田より阪急宝塚線で約20分。大阪府池田市の阪急池田駅近くの小さな書店「まがり書房」へ訪問しました。

事前に地図で場所を確認していましたが、事前情報がなければ見逃しそうな路地裏に店の出入り口があります。

この路地を進むと「まがり書房」があります

普通の家に見えますが、こちらが「まがり書房」です。よく見ると、窓にかわいい犬のキャラクターが描かれています。

入口の壁一面に大きな黒板があります。
店主が自作の俳句を営業日の朝に毎回書かれているそうです。とても綺麗な明朝体ですが、なんと定規を一切使わずに書いているのだそう。
「この俳句を書いたら、仕事が終わった感じがする」というほど、力を注いでいるのだとか。
うん、クオリティがめちゃくちゃ高いです。

店内には、古書と新刊がバランスよく並べられています。
ジャンルにこだわらず、大人向けの本、子ども向けの本、リトルプレスなどが扱われています。


こちらは、週6日の営業日に一句ずつ店主が作り続けた句集です。2017年にお店を作ったのとほぼ同時期から、俳句も作り始めたのだそうです。

 眩しき白線瞼を閉じてなお

 美味くても不味くてもサラダ記念日

 ソーダ水飲み干して空瓶の空

夏の句をいくつか抜粋させていただきます。
すごく自由な作風に、店主の豊かな感性が垣間見れます。


このような小さくて素敵な書店に、元気に営業を続けてもらいたいものです。

書店情報
まがり書房
大阪府池田市栄町8-1

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