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#42. 幸せ3兄弟

幸せを感じるときの、3つの脳内物質とは?

「幸せ」というと抽象的ですよね。この「幸せ」について、精神医学や脳科学の観点で説明します。

結論、人が幸せを感じるのは次の3つの幸福物質が脳内に分泌されている状態のときです。

①セロトニン

②オキシトシン

③ドーパミン


この3つの幸福物質が、どういうときに脳内に分泌されるのか。
これを理解することで、幸せは誰でも簡単に手に入れられます。



どんなときに分泌されるの?

  1. セロトニン
    健康や安らぎを感じたとき

  2. オキシトシン
    繋がりや愛情を感じたとき

  3. ドーパミン
    成功や達成、報酬を手に入れたとき



3つの脳内物質を手に入れる順番が大事

①セロトニン(長男)→②オキシトシン(次男)→③ドーパミン(三男)

この順番が大事なので、幸せ3兄弟と名付けます。

まずは、心と体の健康と安らぎが土台になります。
心と身体の健康がなければ、愛や繋がりが生まれません。
そして、愛や繋がりがなければ、成功や達成も遠のきます。

なので、この3つの幸福物質を手に入れる順番が大事なのです。



幸せとは、結果ではなく状態

幸せとは、脳内で幸福物質が分泌されている状態のときと説明しました。
頑張って幸せになる(結果)のではなく、今の「状態」が幸せであると気づくことが大事です。

幸福は未来ではなく、今ここにあるもの。なんですね。


三男:ドーパミンは毛色が違う

長男・セロトニン的幸福と、次男・オキシトシン的幸福は、一度手に入れると長く続き、減りにくいものです。
つまり、状態の幸せと言えます。

いっぽうの三男・ドーパミン的幸福は感じるのは一瞬で、その後減っていきます。成功や達成により分泌されるので、結果の幸せと言えますね。
そして、ドーパミンは減っていってしまうので、ドーパミンに依存しすぎないようが良いです。ここは要注意ポイントですね。



3つの幸福物質を分泌させる方法


◆セロトニンを分泌させる方法

セロトニンは、すべての幸福の土台です。
大事なのは睡眠。健康の基本ですね。

おすすめ習慣:朝陽を浴びる、よく咀嚼する、リズム運動
朝散歩の習慣は最強です。
自然に身をゆだねるのも良いですね。


◆オキシトシンを分泌させる方法

生活のなかに、「ありがとう」という言葉を増やと良いです。
人に親切にするとき、人に感謝するときにオキシトシンが分泌されます。

おすすめ習慣:人に親切にしたことを夜寝る前に3つ書き出す


◆ドーパミンを分泌させる方法

日々の小さな自己成長を見つけることが大事です。

おすすめ習慣:イメージする挑戦の10分の1くらいの、小さな挑戦から始める



ちょっとした幸せを感じるときは?

仕事で結果が出たとき
大自然を感じたとき
親しい人と笑いあえたとき
太陽の光が気持ちいいなと思えるとき
「♡スキ」をもらえたとき

いろんな幸せがあると思います。
どれも、3兄弟のどれかが脳内で分泌されているときです。
ささいな幸せに気付くことが大事です。

ということで、「♡スキ」をポチっと押して頂ければ幸せです!
(結局ドーパミン。笑)



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ぜひ、ご覧ください。



参考文献

樺沢紫苑さんの著書です。
大いに参考にさせて頂きました。

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