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[雇用・利子および貨幣の一般理論]について

こんばんわ。

今日は日中に違うものを読んでいたりして、時間がなかったので遅くなってしまいました。

しかし自分の思考を深めるためにも、言語化してインプットしつつアウトプットしていきます。


元々知識と思考力を深めたく読書をしているので、読んで満足していたらどちらもつかないので地道に継続していきます。



今日は

雇用・利子および貨幣の一般理論 ─まんがで読破─ ケインズ 

を読みました。

ちょうど「マンガで読破」シリーズがセールをやっていたので買ってみました!



要約するとこの本は古典派経済学一般理論をわかりやすく解説してる本です。


古典派経済学とは、「神の見えざる手」で有名なアダム・スミスが唱えた経済学です。

端的にまとめると「個人が利益を追求すれば、自然と社会の利益に還元される」という個人が頑張って労働して価値を作り続ける事で、社会にも価値が生み出され、社会が発展していく理論なのです。

そのため経済活動で重視されるのは需要ではなく供給でありました。

これは一般的には「自由放任主義」と言います。

しかしこの理論には働きたくても働けない労働者が含まれないため、不況などに陥って働けない労働者が増えてしまったときには為す術がなくなってしまうのです。



それに待ったをかけたのが、ケインズなのである


今まで供給が需要を増やすという偉大なアダム・スミスの説に異議を唱えたのです。

需要が増えれば、供給も増え、経済も繁栄するという説を作りました。

需要が上がれば物価が上がり雇用量も増え、結果的に供給を刺激するという推論です。とはいっても簡単には需要量は上がりません。

どうしたら需要が上がるのでしょうか?



逆に皆さんはどんな状態になったら、いつもより多くモノを買ったり遊びに行ったりしたいと思いますか?

色んな事柄があると思いますが一番多いのは「収入が増えた時」ではないですか?


その収入を増やすのには、国と民間による投資が必要になってくるのです。

この投資が増える事で企業が雇用も含め、建物や機械を増強することが出来る。そしたらそれらに関わる人たちにお金が回り、またその人たちもお金を使うというサイクルが出来上がるのです。

そしてそれを何度も繰り返すことで社会全体のお金の流れが良くなるのです。



戦後このケインズの理論はたくさんの国で取り入れられ1960年代のアメリカでは一般理論を元にした経済政策により失業率の低下と経済の発展が進みました。


しかしその後有効需要が高めても失業率が低下しないと言ったケインズの理論通りに現実が動かない事象が起き、ケインズの理論は時代遅れと批判されることもありましたが、まだまだ検証をしていく必要があるとみられています。




結果的に二日間かかってしまいました、、、

個人的には今回はかなり苦戦しました。

やはりまだまだ確実に定着していない証拠ですし練習不足でもあります。一長一短では身につかないので、これからも継続していきます!

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