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プログラミングとアウトプット

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2019年11月の記事一覧

RDKitの構造を画像として出力するなら

RDKitの構造を画像として出力するなら

最近RDKitの構造出力はどう行うのか?という質問が多くきたので、備忘録として簡単にまとめる。(おそらく、jupyterでの運用が多いからだと思う。。。)

・pythonプログラム例molファイル形式に変換し、下記のようにすればpng形式で保存ができる。

今回はベンゼンを例に挙げた。SMILESをmol形式に変換し、Draw.MolToFileで画像に変換、保存できる。

from rdkit

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Smiles2vecで物性予測をしよう。

Smiles2vecで物性予測をしよう。

Smiles2vecとは?
簡単に言うと自然言語処理(NLP)の分野の技術で、文字列をベクトルに変換するというものです。文字列で物性予測って何?という方も多いでしょう。

Smilesとは、SMILES記法(スマイルスきほう、英: Simplified molecular input line entry system)とは、分子の化学構造をASCII符号の英数字で文字列化した構造の曖昧性の無い表

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化合物の特徴量抽出 RDkitを用いたフィンガープリントについて

化合物の特徴量抽出 RDkitを用いたフィンガープリントについて

はじめに駆け出しのデータサイエンティストが書くため、間違いがあると思いますが、大目に見てください。

初学者おすすめ書籍↓

フィンガープリントについて
化合物の構造情報について扱う際に、多くの構造記述子が発表されています。その中にフィンガープリントという手法があります。フィンガープリントは指紋という意味ですが、ここでのフィンガープリントは構造情報からビットベクターといわれる1と0が並んだ情報に変

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