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冬囲いを眺めながら人生で初めての縁側でお茶。

はじめまして、冬囲い(をしているところを見るの)。
そして、縁側でお茶。

「冬囲い」なんて、きっと何かで見たことはあったやろうけど名前は知らなかったし、27年間口にしたことももちろんなかった。
なんなら、イルミネーションの類の飾りかなくらいに思っていた。

昨年、このくらいの季節になるとみな一斉に冬囲いを始めると知った。
そして今年。
「親戚一同集まって冬囲いをするのでよかったら見に来ない?」
とお誘いをいただき、町の方のお家にお邪魔させていただいた。

わたしが到着した時間にはほとんど作業は終わっていたので、できたてほやほやの冬囲いを間近で見ては、
「こんなふうに組み立てるのか~~~」とただただ関心していた。

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「お誘いした理由はもうひとつ、縁側でお茶飲んでいってね!」

と言われていたので、お言葉に甘えて縁側に腰かけ、足をぶらぶらさせながら壁に張り付いたカマキリを見ながら、作業していたおじちゃんと話していると・・・
「どうぞ。」と素敵なお茶セットが。

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秋晴れの青空の下、少し冷たくなってきた空気に直接触れながら飲むあたたかい珈琲と甘いお菓子はとても美味しかった。

縁側に座ってスイカを食べたり、こんなふうにのんびりする生活をしている自分がいるなんて、都会にいる頃は想像もできなかったな~としみじみ思った。

慣れない田舎暮らしは1年半経っても大変なことの連続だが、一生懸命生きていればこうやって声をかけてくださる方がいたり、少しずつ深呼吸をする余裕もできてくるのだなあと実感。

今年も冬が近づいてくる気配がひしひしと伝わってきて恐怖だが、なんとか負けずに前を向いて生きていたいと思う。

日々一生懸命暮らしています。 もしもよろしければ、ぜひサポートよろしくお願いいたします。 がんばる気力に代えさせていただきます・・・!