こんなに分厚いのに厚揚げやなくて油揚げなん！？そんなわけ・・・あ。

はじめまして、栃尾油揚げ。

これは、実は最近はじめましてしたわけではないが、（いつだったか覚えていない）、新潟に来るまで名前も存在も知らなかったので忘れないうちにここに記しておくことにする。

栃尾の油揚げは、やっぱりふつうのペラペラの油揚げとはぜんぜん違い、食べ応えもあって中はふわふわでとても美味しいのだ。

先日、仕事の都合で自分の運転で初めて栃尾へ行った。
わたしが住んでいるところからは、車で1時間程度。
せっかく行ったのだからと、帰り道にあった油揚げ屋さん（が、単体で存在することがもはや驚きなのだが）に寄ってみた。

時間も時間やし、晩ごはんが一品買えれば楽だなと思い、できたものを買っていこうと思いつく。

わたし「テイクアウトできますか？？」

店主さん「テイクアウト？？なにを？」

わたしは、どういう感じで油揚げが売られているのかもよくわからず入店してしまったようだ。（テーブルとイスがあったから、中で食べるお店だと思い、それがそのままテイクアウトできると思った次第。）

事情を話すと、あっためて出すことはできるけど、どうせならそのまま持帰って家で自分であたためて食べたほうがよいということで（当たり前である）、結局ビニール袋に一本入れてもらって持帰った。

家に帰って、軽くあたためてから表面を焼いて、だし醤油をつけて食べると・・・

「スーパーのよりおいしい！！！！！！」

やっぱり油揚げ屋さんで直接買うものは、とても美味しかった。

さらにそれから少し経って、偶然種類のちがう栃尾の油揚げを同じ日にいただくことがあった。
どうせなら食べ比べてみようと、両方少しずつ焼いてみることに。

見た目も幅も、少しちがう。

この日は、即席ネギ味噌を中に挟んで焼いてみたのだが、どちらの油揚げもとても美味しかった。そして、なかなかできないであろう違いを味わうことができたのもとてもよかった。

1年前までは食べたこともなかったのに、今ではわたしの冷凍庫に常に居座る存在となっている栃尾油揚げ。

地元の方に聞いたらシンプルなものから洋風まで、様々な食べ方を教えていただけたので、いろいろ試してみたいと思う。