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ネット配信に誰も来なくなったから、方針を変えてみる

早寝早起きをして、早朝からプラモデル作り。気が向いたら、プラモデルを作りながら、ネット配信を行う。こういう生活を1年以上続けていて、最近、ネット配信に誰も来ない。過疎化。
元々、私は人気配信者ではないし、毎日配信もしていないのだけど、1人もリスナーが来ない。プラモデルを作るのが第一で、それだけで楽しんでいるから、来なくてもいいといえばいいのだけど、連日、ネット配信にリスナーがまったく来ないと、配信をする意味がなくなってしまう。

考えた。

配信のメインを、プラモデル作りにしているのが原因なのではないか、と。

早朝(朝4〜7時)という時間帯なので、リスナーが来ない、というのは理解出来る。それでも、完全閑古鳥状態ではなかった。
以前までのネット配信では、モデラーや、プラモデルに興味のあるリスナーが割と来てくれていた。今では、ゼロ。プラモデル作りの配信をしていた人も居たのだけど、配信を見かけなくなった。
まず、プラモデル関連のネット配信をしている人が、ほとんどいない。YouTubeではいるのだけど、ネット配信のアプリ内で、プラモデル作り配信というのは、レアみたいで、私はとっても個性的な配信をしていることになるだろう。
個性的なのはいいのだけど、リスナーの需要にまったく合わないことに気が付いた。
ネット配信の利用者は若年層が多い。対してモデラーは、年々、高齢化していて、若年層でスケールモデル(キャラプラ以外)を作っている人はあまり居ない。

前は、プラモデル作り配信をしていると、ガンプラを作っているリスナーがちらほら来てくれていた。プラモデルのライト層みたいな感じかな。
現在、どうもプラモデルブームが終焉を迎えようとしている感じを受けている。つまり、ブームだからガンプラを作り始めたモデラーの中で、作り続ける人と作らなくなった人に分かれてきて、プラモデル(正確にはガンプラ)から離れたにわかモデラーが増えたのではないだろうか。

今の時代の若年層に、プラモデルの魅力を伝えるのは難しい。娯楽が沢山あり、創作をする敷居も低い。スマホがあれば写真が撮れるし、イラストが描けるし、作曲も出来る時代に、わざわざプラモデル作りをしたいと思うには、何らかの強いキッカケが必要な気がしている。何となくプラモデル、という時代ではないだろう。

考えた。

プラモデルを全面にしたネット配信の方針を変えよう。
私は、声が良いわけではないし、愛嬌があるわけでもない。リスナーを喜ばせたり、楽しませたくて、ネット配信をしているわけでもない。理想はサロンで、ネット配信をしないとぼっち過ぎるから、自身の社会性を継続させる目的でネット配信を行っている。
エンタメではないし、明るく爽やかな感じでもない。

私が1番得意なのは写真で、音楽制作を続けていたり、アート方面には自信がある。哲学、心理学、思想、創作論を嗜んでいる。アート、思想となると、知的で落ち着いたインテリア的な感じなのではないだろうか。
私はインテリではないので、インテリアぐらいがちょうどいい。知的で落ち着いたインテリアが置いてある空間を、ネット配信で表現する。
そうなると、多分、プラモデル作りも知的で落ち着いたクリエイトになってくるだろう。そういう面からアプローチしてみよう、と考えた。

プラモデルではなく、写真ではなく、イラストや音楽でもない。何か1つに特化したネット配信ではなく、私が培ってきた総合的な空間、つまり、知的で落ち着くアンビエント空間に私がなればいいわけで、やはり、こういうことを配信で行っている人はあまりいないだろう。そして、少しは需要があるだろう(ただのプラモデル作り配信よりは、リスナーの需要がありそうだ)。

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