さっさと次のActionへ

フリーランスになってから、経営者の方とお仕事をしたり、お話しさせていただく機会が増えました。

そこで最近「かっこいいな！」と思ったことがあります。

「損切りの早さ」です。

ある経営者さんと打合せしてたとき、

「これは数字が良くないね。じゃあこれはやめて、こっちにしよう」

と、あっさり言われたことがあります。

企画段階からの労力を考えたら、「もったいない…」と、私だったらすぐ頭によぎります。

０にしなくても、改善の方法を考えて存続させる、という道もあります。私だったら、つい続けることを考えてしまうところです。

でもあっさりと、「やめる」と即決されました。その潔さが、とてもかっこよく見えたのです。

ダメなら次、ダメなら次！

別の方で、私が尊敬している経営者の方と一緒に働いている人に、「あの方の凄さってどこだと感じます？」と聞いたら、

「損切りが早いことですよ。もうそれは驚くくらい。あんなにがんばってたのに、やめるの？！っていつも驚かされるけど、損切りの早さと次への行動の早さが凄まじいんです。」

とのこと。

その方の姿を見ていても、納得です。とにかく突き進んで来たことが結果を生んでいるのは、一目瞭然。

一部だけみると、「うまくいってていいな」と見えるかもしれません。でもよくよく見たら、日の目を見ないで終わったたくさんの企画や案件が、ゴロゴロゴロゴロ…ゴロゴロ転がっています。

そうやって見てみると、損切りの早さといったら、もう、一瞬です。ダメなら次、ダメなら次、と、全く振り返っていないのです。

さっさとと進むことも必要

立ち止まって考えることも、時と場合によっては必要です。落ち込むことだってあります。

ただ、人にはタイプや傾向があって、立ち止まりがちな人、１つ１つ丁寧に振り返りがちな人がいます。（はーい、私です）
そういう人ほど、見切りの早さを意識することって必要だなと、思うのです。

どこかでは前に進みたいと思っているわけだし、振り返るより先に、さっさと違う道で進んだ方が、いい結果に近づくことも大いにあります。

後ろ髪ひかれることなく、うまくいかないことはさっさと捨てて、直進しつづけることも、大切なんですよね。

とにかくAction！

好きなことを見つける、やりたいことを見つける、本を出版する、フォロワーを○万人にする、月収を○百万にする、パートナーを見つける…

どんなことでも、「決めた」ら、あとはとにかくActionです。

私も、フリーランスになるまでも、なってからも、だいぶ自分にじっくり向き合ってきました。ようやく「こういうことをやるぞ」ということが見えてきたので、とにかく行動を起こしていこうと思います。

つい、１つ１つに立ち止まってしまったり、すぐ落ち込む癖があるけれど、それはそこそこにしておこうと意識して、決めたことには前だけ見て進んでいくのです。

その中で私もぜひ、「損切りの早さ」を身につけていきたいです。