未来の想像と、現実の行動。

コロナウイルスの感染拡大がいよいよ、
他人事ではなくなってきました。

日本は危機感がなさすぎる、
という声が聞こえてはいましたが、
かくいうわたし自身が
他人事と思っていたひとりです。

ある方が、こんなことをおっしゃっています。

「じきにコロナによる中国経済の麻痺が、
世界にどうインパクトを与えるかが
わかってくる。
資本主義が崩壊してここから人類がどう、
新しい仕組みを作り上げるか、
人類がどう、
新しいレベルで繋がっていくのかが楽しみだ」

と。

昨日のnoteに「豊かさ」のことを
書いたのだけど、

わたしはやっぱりこれから、
今までスポットライトを
浴びなかったところにも焦点がいき、
その人の本当の本質の豊かさこそが
新しい仕組みの肝になるんじゃないかと思う。

お金とか名声とか、
そんなんではない価値観。

コロナウイルスは、
時代の変わり目の象徴だと思う。
得体のしれない脅威を前に、
どう生きるのか。

これからお金はますますファジーになり、
人の繋がりはますます価値が上がる。
目に見えなくて
言葉にするのが難しい幸福感が、
価値あるものになっていくと思う。

言葉にもするのが難しいくとも、
徐々にもう少し時間がたてば、
それを感じるのは容易くなるだろう。

だから今、まだそれに気付けていない方が
遅れを取る気がする。

マスクの衝動買いや転売なんてしてる人は、
生きるのがどんどん
苦しくなるんじゃないだろうか。

食料不足や自然災害や環境問題など、
明るくない話が多いからこそ、
共存のためにつながり、分かち合い、
小さなことにも感謝と幸せを感じること。

辛く厳しい時代になるかもしれないし、
わたしも悲観的な性格なので
将来はめちゃくちゃこわい。

だけど自分が感じる
本当の「豊かさ」センサーをもって、
これからの時代の変化が楽しみだ、
と言えるようになっていきたい。

「自分さえ良ければいい」なんて考え方、
もはやクソでしょ。
みんなで生きていこう、っていう気持ちで
新しい仕組みを作っていかないと、
地球は滅びるよね。

もう滅びたら滅びたで、
人類は愚かだったということかなと
思ったりもして。

＊＊＊

中国では、
学校に行けないから
授業がオンライン化している所もあるらしい。

強制的に、
生き方働き方に、
軌道修正がかかっているのは否定できない。

どういう側面からこれをみるか。
不便とみるか、便利とみるか。

わたしは、超ウェルカム！

だってそしたら、
大学の選択肢が
だれでも一気にグローバルに広がるし。

同時通訳も時間の問題だから、
言語の問題もなくなれば、
もっと海外の大学へのハードルが低くなる。

オンラインを上手く取り入れるからこそ、
リアルの貴重さも増してきて、
リアルの価値が上がりリアルの需要も増える。

･･･やっぱり仕事って無くならないなぁ。
無くならない、というか
無限に作れるんだなと思う。

＊＊＊

大きな想像を膨らませたあとは、
現実の、今、へ、戻る。

予測や空想を膨らませるのは悪くない、
でも大事なのはそれと同時に
「今できることを」コツコツと続けること。

未来を想像し、
恐怖や期待の感情をしっかり感じて、
現実をきちんとこなすこと。
未来は、現実の、今の、
積み上げた結果でしかないはずだから。

いい意味で、
自分は大きな時代の流れの中にいて、
大きな世界の中にいて、
なんてちっぽけだ！

と、アリンコ気分になる。
未来のどの時点まで、
自分は生きてるんだろうね。

そして今飲んでいるコーヒーが、
とっても美味しいよ。