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幸せの裏にある誰かの時間に、ありがとう。

私の生活は、
フリーランスになったことをきっかけに
自由だ、幸せだ、と感じることが
増えました。

まだまだ不安になることもあるけど、
今の今は、
会社に通っていたころに比べると
格段に穏やかで充実もしています。

でもふと、
当日会社を辞める時に言われた、
同僚の言葉を思い出しました。

「僕は、あなたがこれから
仕事を楽しそうにする姿を
直視することはできないかもしれない。

僕は会社にしがみつくしかできない。
会社を辞めて楽しいと言われると、
バカにされるような気持ちになる。」

というような内容でした。

最近、私もある幸せSNSを見て
なんだか蔑まれたような気持ちになったから、気持ちはすごくわかるなと思って
同僚の言葉を思い出したのです。

特に自分が苦しいときや大変なタイミングで、
「自由です。幸せです。」
みたいなのを目にすると、
やっぱりイラッとしちゃうんです。

だからといって自分の選択には関係ないし、
もちろん人の発信も関係なければ、
同僚の気持ちもどうしようもできません。

だけど当時
私が会社を辞めるという選択をしたことで、
私の仕事を引き継いでくれる人がいたり、
人事の調整や送別会など
何人もの人の負担を増やしてしまったことも
事実です。

そう考えると今でも
いろんな人に自分は支えられているなと
感じます。

私がやりたいない、と思ってしまうことや
興味がない、と思うようなことを、
プロとしてこなしてくれる人がいるから
私は好きなことができているという面は、
多分にあると思うからです。

もともとインフラに近い仕事を
していたこともあって、
当たり前のように生活で使われるものも、
だれかが作ったり管理したりしてくれている
というのはリアルに想像できます。

それはたくさんの人に感謝されたり、
たくさんの賞賛をもらえるものではなく、
むしろ少しのミスで相当怒られたりする。

今見渡して目に入る家具や家電、
目に見えない電気や電波だって、
裏では動いてくれている人がいる。

いちいちいろんなモノに思いを馳せてみると、
そこに存在するまでのストーリーが頭に浮かんで、
なんだか気持ちがギュッとすると同時に、
あたたかくもなります。

めんどくさいやつだな、
幸せなら幸せって言えばいいじゃないか、
と思う人もいるかもしれないけれど、

いちいち思いを馳せることで
今がすごい贅沢だと思えるし、
自然と感謝の気持ちがたくさん湧いて、
謙虚というか
目の前のことによりフラットに
なれる気がします。

みんな対等であり、
みんなそれぞれの役割を果たすことで、
お互いの生活を支えている。

幸せを感じるときこそ、
感謝を持っていたいと思いました。



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