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家族ゲーム

今再放送で、
「家族ゲーム」というドラマが
放送されています。

これがまた、なかなかおもしろいのです。


とある団地の4人家族と、
櫻井翔が演じる家庭教師、吉本の話で、

本当の家族の姿がボロボロと
明らかになっていく、という話。

まだ最終回まで見てないので
結末は知らないのだけど、
ミステリアスなストーリー展開もとても
引き込まれます。


一見立派な家だけど、

家族を省みないプライドだけの父、
世間知らずの母、
優等生のふりして裏では素行が悪い長男、
イジメで引きこもりになった次男。

みんな本当は
それぞれに不満だらけなのに、
結局自分が1番かわいかったりするもので。

家族って、
マジなんなんだ、と、
ぼーっと考えてみたりしています。

そういえば、もうお盆だなぁ・・・

***

結婚するとき、
家庭を持つとき、

「こんな家庭にしたい」
みたいなことをよく言うけれど、

それって結局、
自分の経験か、
ドラマや映画とかの受け売りな気がする。

だいたいは自分の育った家庭とか
作り上げられたキレイな映像と比較して
「自分はこうしたい」とか
「あんな風にはなりたくない」
とか、思ってると思うんですよね。

それは見栄やエゴ、
欲の塊に感じることすらあって、
いわゆるハッピーな雰囲気の中でも
わたし1人げんなりすることは、よくあります。


親が結婚したときもそうで、
「こんな家庭にしたい」って、思ってたはず。

なのに子どもに
「あんな風にはなりたくない」とか
言われたりして。
そしてこういう子どもはまた自分の子どもに、
きっと「あんな風にはなりたくない」
って言われる確率は、高いと思う。

「自分が育った家庭みたいな家庭を築きたい」
って、100%思える人は、
羨ましいなと思うけど、
そんな人、いるのかな。

***

わたしは結構、
色んな家族を歪んで見てしまうときがあります。

もちろん、
憎みあってるとかではないんだけど、
上っ面だな、とか
噛み合ってないな、とか
もどかしいな、とか
そんな感じで。


わたしはまだ、
「こんな家庭にしたい」
って思う像がなく、
そんな家庭に出会ったこともない。

むしろそんなものは虚像とすら思っています。

何不自由なく育ったけれど、
ずっと抱えている違和感や心の隙間が
埋まったことはない。

これはきっと、わたしの人生のテーマの
1つでもあるのだろうから、
じっくり紐解いていこうとは思っています。

こういうブラックな自分が、
自分らしいなと思うし、

言語化できるようになっただけ、
正体がつかめてきていて
昔よりはだいぶ楽だし、

本心を表現できることは、
どこか癒される気分にもなります。


あーだいぶ、
ブラック出たかも。

なにかの出会いや体験で
このブラックが癒され、
いろんなものが紐解けたときが、
わたしが家庭をもつタイミングなのかなと、
勝手に思っています。

原作も読んでみようかな。




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