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フリーランスだから、できることがある

久しぶりの、対面での打合せがありました。
やっぱり顔を合わせて話をするって、
いいですね。

さすがに根暗でめんどくさがりで
オンライン好きなわたしも、
そろそろ人が恋しくなってきています。

わたしでもこんな気持ちになるんだなって、
昨今の状況は色んな自分に
気づかせてくれます。

打合せでは、どんどん話が広がりました。

あるプロジェクトで、
今セールスレターを書いています。

セールスレターを書くにあたってはどうしても、

・どうしてその商品を広めたいのですか?
・そもそもどうしてこの事業を始めたんですか?

というのはしっかり聞きたいところなのだけど、
かくかくしかじかで、
今回の商品についてはこれまできちんと
聞けていませんでした。

この日はじっくり聞けるチャンスだったので、
ここぞとばかりに質問攻め。

さらに1番聞きたかった、
クライアントさん自身のお話。

・そもそもあなたは
どんな人生を歩まれてきたのですか?
・その価値観は
どんな経験から生まれたんですか??
・どんな想いやビジョンがあるんですか???

今回これが思う存分聞けて、、
超満たされました。

だいたい素敵な商品を販売される方は、
紆余曲折、大変なことも含めて、
素敵な人生を歩まれた素敵な方です。

レターを書くため、仕事のため、
ということを
わたしは途中から忘れているくらい、
クライアントさんの話に
惹き込まれることがあります。

今回のクライアントさん、商品も、
まさにそれ。


今回のプロジェクトは、
とにかくたくさん売れればいい!
というのが1番の目的ではありません。

繊細な商品でもあるため、
使う言葉が重要とされていて、
販売元の方、クライアントさんの両者の
合格が出ないと先に進みません。

過去に、別のライターさんが
何人も試みたみたいですが、
全員ダメだったそうです。

わたし自身が
とても惚れ込んでしまった商品でもあるので、

「通るまで、何度でも直させて欲しい」

と、お伝えしました。

するとクライアントさんから、

「久しぶりに自分の想いを話せて、
改めてきちんと発信したいと思った」
「今のところの原稿は、過去の中でも
一番いい」
「途中でみんなサジを投げてきた。
今回ははじめて、もしかしたら
進められるかもと期待が持てている」

と、お言葉をいただきました。

すっごく、うれしかったです。

過去のライターさんたちの原稿が
決して悪かったわけではないと思うんです。

ただ、会社の方針とか予算の関係で、
時間が割けなかったんだと思います。
どこかで区切りを付けなきゃいけないことってある。
わたしも会社員のころ、よく経験しました。

わたしは今回は今のところ、
完全に赤字です。(苦笑)

この仕事の仕方はどうにかしなきゃなあとは
思ってはいますが、

根拠はうまく説明できないけど、
どうしても、やりたいんです。

もし会社員だったとしたら、
根拠やら回収計画、投資計画などを
綿密に立ててかれではないと
始められないところ。

「なんか、やりたいんです」

なんて、ほとんどの会社では
通るわけがない。


プロジェクトがこれ以上進まなくても
回収できなくても、
わたしが困るだけだけど、
別に困ってもいないしむしろ、
こんな経験ができてうれしい。

責任は自分で取れる。
自分の気持ちに正直に従える。

フリーランスのいいところかもな、
って、赤字が頭をかすめながらも
にやにやしながら、帰宅したのでした。



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