フリーランスだから、できることがある
久しぶりの、対面での打合せがありました。
やっぱり顔を合わせて話をするって、
いいですね。
さすがに根暗でめんどくさがりで
オンライン好きなわたしも、
そろそろ人が恋しくなってきています。
わたしでもこんな気持ちになるんだなって、
昨今の状況は色んな自分に
気づかせてくれます。
*
打合せでは、どんどん話が広がりました。
あるプロジェクトで、
今セールスレターを書いています。
セールスレターを書くにあたってはどうしても、
・どうしてその商品を広めたいのですか?
・そもそもどうしてこの事業を始めたんですか?
というのはしっかり聞きたいところなのだけど、
かくかくしかじかで、
今回の商品についてはこれまできちんと
聞けていませんでした。
この日はじっくり聞けるチャンスだったので、
ここぞとばかりに質問攻め。
さらに1番聞きたかった、
クライアントさん自身のお話。
・そもそもあなたは
どんな人生を歩まれてきたのですか?
・その価値観は
どんな経験から生まれたんですか??
・どんな想いやビジョンがあるんですか???
今回これが思う存分聞けて、、
超満たされました。
*
だいたい素敵な商品を販売される方は、
紆余曲折、大変なことも含めて、
素敵な人生を歩まれた素敵な方です。
レターを書くため、仕事のため、
ということを
わたしは途中から忘れているくらい、
クライアントさんの話に
惹き込まれることがあります。
今回のクライアントさん、商品も、
まさにそれ。
今回のプロジェクトは、
とにかくたくさん売れればいい!
というのが1番の目的ではありません。
繊細な商品でもあるため、
使う言葉が重要とされていて、
販売元の方、クライアントさんの両者の
合格が出ないと先に進みません。
過去に、別のライターさんが
何人も試みたみたいですが、
全員ダメだったそうです。
*
わたし自身が
とても惚れ込んでしまった商品でもあるので、
「通るまで、何度でも直させて欲しい」
と、お伝えしました。
するとクライアントさんから、
「久しぶりに自分の想いを話せて、
改めてきちんと発信したいと思った」
「今のところの原稿は、過去の中でも
一番いい」
「途中でみんなサジを投げてきた。
今回ははじめて、もしかしたら
進められるかもと期待が持てている」
と、お言葉をいただきました。
すっごく、うれしかったです。
*
過去のライターさんたちの原稿が
決して悪かったわけではないと思うんです。
ただ、会社の方針とか予算の関係で、
時間が割けなかったんだと思います。
どこかで区切りを付けなきゃいけないことってある。
わたしも会社員のころ、よく経験しました。
わたしは今回は今のところ、
完全に赤字です。(苦笑)
この仕事の仕方はどうにかしなきゃなあとは
思ってはいますが、
根拠はうまく説明できないけど、
どうしても、やりたいんです。
もし会社員だったとしたら、
根拠やら回収計画、投資計画などを
綿密に立ててかれではないと
始められないところ。
「なんか、やりたいんです」
なんて、ほとんどの会社では
通るわけがない。
プロジェクトがこれ以上進まなくても
回収できなくても、
わたしが困るだけだけど、
別に困ってもいないしむしろ、
こんな経験ができてうれしい。
責任は自分で取れる。
自分の気持ちに正直に従える。
フリーランスのいいところかもな、
って、赤字が頭をかすめながらも
にやにやしながら、帰宅したのでした。
いただいたサポートを励みに、これからもコツコツ楽しく、がんばります✨ サポートいただけたらすごく嬉しいです😊