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ADHDライフハック

 こんにちは。はる@発達不登校です。記事をご覧くださりありがとうございます!

 今日はADHD傾向のある私のライフハックについて書こうと思います。
 私は自分の傾向を知り対処することで、最近ようやく生きやすくなったように感じるので、是非誰かの役に立てば嬉しいです。

きっかけは息子の発達障がい

 私の息子(7歳)はADHDです。それをきっかけに、少しでも彼のことを理解しようと思ってADHDについて学びました。

 彼の特性を知れば知るほど、小さい頃からの自分を見るようでした。長年の自分の生きづらさや、人から見たら簡単にできることが出来ないことのモヤモヤ感や自分への不信感が解決しました。

私の特性

 私の場合の特性について書きます。私に関しては特に診断を受けたわけではないので、個人的な見解と思ってください。

提出期限が守れない
常に『すみません!』でなんとかやってきた人生。

やらなければならないことにどうしてもとりかかれない
期限ギリギリになって、過集中のスイッチが入ると徹夜で作業したりする。

スケジュール管理できない
スケジュールを失念してすっぽかしてしまうこともあり。

約束の時間が守れない
時間の見積もりが甘いので、ギリギリまで起きれず遅刻する。あるいは時間に余裕があったら、少しの空き時間に色んなことを詰め込んでやりたくなってしまい、結果遅刻する。

朝起きるのがひどく苦手

物をなくす 管理ができない
次のことを考えながら動いているので、使った物を無意識にどこかに置いて、後でなくなった事に気づく。なくして、新しいものを買って、後からなくなったものが見つかったりはざらにあり。最近も財布や携帯、免許証をなくしている…

私のライフハック

 このように、今書いてみただけで『よく母親やって、よく社会人やってるよなー』と思ってしまうくらい特性が沢山ある私です。
 だけど、職場の同僚からはとてもしっかりしていると思われてるんですよね。この差について考察してみると、自分で自然と対処法を編み出して駆使していたことに気づきました。

提出期限が守れない
⇨提出先が職場の上司の場合は進捗状況をこまめに報告する。遅れそうだと思った時点で、報告相談する。
完璧主義をなくす。全部できないと嫌になって投げ出したくなるのも多分特性なのかなと思うのでそれを自覚して、完璧じゃなくても期限内に出すことに意味があるという意識で行動する。
提出後にまだ余力があれば、修正することも可能なのでまずは期限を守る。

やるべきことにとりかかれない、スケジュール管理
⇨週初めに手帳でやるべきことを書き出し、スケジュール管理をしてゆとりを持った計画を立てる。時間管理に課題があるので、全体の見通しがないと常に焦燥感を抱いてしまいがちなので、全体の予定を可視化することでペースを掴む。
スケジュール管理をして全体が見えると、何をいつどれくらいやらないといけないのか分かるので、取り組むハードルが下がる体感がある。

遅刻
⇨朝起きてから自分が準備にどのくらい時間がかかるのかを測っておく。そこから起きる時間を逆算する。
隙間時間に色々詰め込んでしまつことについては、自分の傾向を意識しつつ、家事一つ一つの実際にかかる時間を測って把握しておく。スケジュールに余白時間をつくっておく。

朝起きられない
⇨休みの日の午前中はゆっくり動かせない予定を入れない。朝起きたくないような予定は、午後にする。
あるいは、午前中が一番疲れがなくて効率よく動ける時間帯ではあるので、本当に大事な用事や頭を使うことは午前中にスケジュールする。
朝楽しみなことがあると驚くほど気持ちよく起きられるので、朝の楽しみ(美味しい朝ごはん、少し贅沢なコーヒーなど)をつくっておく。

物をなくす
⇨ものをしまう位置を決めてそれを守る。
どこかから立ち去るときは必ず鞄の中に財布、携帯などなくなったら困るものがあるか確認してから動く。


 私の場合は、最近までは自分の特性に気付かず生きてきたので、長年いろいろな失敗を繰り返して、ようやく自分のやりやすい方法を見つけた感じです。
『物をなくす』に関しては、最近またワイヤレスイヤホンをなくしたばかりなので、まだまだ課題があるのうに感じます💦
なんか良い工夫がある方は教えてください…😫


自分を知ることの大切さ

 これらのライフハックにたどり着くまで、私は『なんで人が普通にやってることがこんなにできないんだろう。出来てもこんなに苦しいんだろう』
と、自分を責めるような気持ちが大きかったです。
もともと負けず嫌いな性格もあって、人より劣らないように人一倍努力をしていたりしました。

 でも無理は続かないし、精神的にとても疲れるんですよね。
 自分のできないことや苦手なことが特性によるものだと思えると、とても気持ちが楽になりました。

 息子が学校に馴染めずに悩んだことがきっかけでしたが、そのおかげで自分の特性に気付けたし、彼のことも理解、共感できるようになりました。
 彼にとってよき理解者でもあるのかなと、感じられることもたまにあります。(基本的には余裕なくて怒ってしまい自己嫌悪ですが)

 だからこそ、自分を知ることの大切さを子どもたちにも伝えたいと思っています。ADHDなど発達障がいの有無関係なしに大切なことですよね。

 子どもたちがどういう人なのかを知る。
そういう視点で子どもに興味を持って、これからもそばにいたいなーと思っています。

 長くなりましたが最後まで読んでくれてありがとうございます。
スキしてくれると、頑張れます😌


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