外構、お庭を丸ごと一新。家族が満たされる洗練のエクステリアリフォーム
新築当初、建物の建築工事に追われ、深く考える余裕のないまま決定してしまった外構部分。
いつかは使いやすくお洒落な姿にしたい…という夢を持ち、築5年でリフォームを決意された森岡様邸の施工前の状態です。
そして、こちらが完成したエクステリア。
プランナーとの半年に渡る打合せの末、外構からお庭に至るまで全般のリフォーム計画へと進展しました。
住まい同様、エクステリアは家族の物語を紡ぐ大事な場所。
永く使うからこそ、後悔のないものを…と、プランナーとの二人三脚により仕上がった外構は、元の姿を思い出せないほどコンセプチュアルで心地良い場所に生まれ変わりました。
高級感溢れるルーフが演出する上質なエントランス空間
玄関の正面にあたる敷地の中央に、建物の規模と比べて少し小ぶりな門まわりが位置していた森岡様邸。
傍らには1台分の駐車スペース。
反対側には無防備な駐輪スペースが配された平凡なレイアウトは、それぞれが独立しているため、玄関との動線も長く使いづらさが感じられました。
門袖部分は住まいの顔ともいえる部分。
そして、最も家族が頻繁に出入りする場所。
だからこそ、使いやすく機能的でありながらも、満足できるデザインにしたいもの。
もちろん、門扉と駐車場があれば機能的には事足りますが、やはり住まいを引き立ててくれるようなインパクトのあるエントランスが理想的ですね。
そこで取り入れたのが「U.スタイル アゼスト」(三協アルミ)のマルチルーフを採用した門まわり。
駐輪スペースにまで伸びた直線的な屋根のラインは街並みの中で際立ち、洗練されたファサードを印象付けるだけでなく、住まいのグレード感を高めています。
深い軒の天井材には高級感のある木目の板材が渡され、視覚的にも寛いだ気分に誘います。
もちろん、屋根があることで雨の日の出入りも快適に。
天然の乱形石が華やかに迎えるこのエントランス空間に足を踏み入れれば、誰もがホッと安心感に包まれそうです。
明確なゾーニングにより生まれた駐輪スペースと快適な動線
これまでは前面道路に面したオープンスペースに設けられていた自転車置き場。
屋根も無く常に風雨にさらされるだけでなく、周囲の畑からの砂埃で汚れたり、防犯上も無防備といえる状態でした。
そこで、この機会に門袖とは反対側の壁の内側に駐輪場をゾーニング。
門袖に設けたルーフは駐輪場の上もしっかりカバーしているので、これまでのように雨や砂埃に見舞われることもありません。
もちろん、盗難などの被害に遭いにくい点でも安心感があります。
さらに、今まで不便だった動線も改善。
以前は駐輪場から玄関に入るには、正面の門扉に回らなければなりませんでしたが、このレイアウト改変により、駐輪場に自転車を停めたら、すぐ目の前にある門扉を開けて玄関アプローチへ。
流れるようにスムーズな動線をつくり、無駄な回り道をするストレスから開放されました。
木調天井と側面パネルがつくるハイクオリティなガレージ
当初、ご夫婦のリクエストは車1台分のシャッターゲートの取り付けのみ。全てを一気に変える、という思い切った決断をするには勇気が要るものです。
とはいえ、いずれは車を2台所有する予定もあった森岡様。
大掛かりな工事を何度にも渡って行うことは、暮らしの中でもストレスも多く、経済面でも無駄が生じます。
そこで、プランナーとの話し合いの末、駐車スペースは思い切って2台分に拡張することに。
東側に車1台分、ダイナミックに移動したレイアウトは想像以上の広さに。カーポートと共に設置したのが、ワイドなカーポートと跳ね上げ式のカーゲート。
その直線的なデザインは、門袖部分に新設したルーフと横のラインで繋がり、連続性のある景観を創り上げています。
一見、ガレージの中は大きな屋根で覆われて圧迫感が感じられそうですが、サイドパネルには採光をしっかり取れるポリカーボネート製に。
内部は意外なほど開放感が感じられるだけでなく、サイドパネルがあることで、雨の吹き込みも防ぐことができて安心感のあるガレージになりました。
最後まで悩んだという屋根材は、透明感のあるポリカーボネート等では逆に落ち葉や汚れなどがやがて気になり始めることも想定し、門袖のルーフと同様の木目の板材に。
車を降りて玄関との行き来をする際にも、寛いだ空気感を体感することができます。
カーポートやゲートなど目に入る要素に金属製品が多くなると、どうしても人工的な雰囲気になりがちですが、森岡様邸の外構には、要所に取り入れた天然素材や緑の美しい木々、植物が潤いのある景色を生み出し、緩やかな気分に誘ってくれます。
経年変化が味わい深い、天然素材をふんだんに取り入れたお庭
以前は芝生が張り巡らされていた広いお庭には、一部に自然石の平板を敷き詰めたテラスと天然のウリン材のデッキ&ベンチに。
周囲には同じウリン材による横張フェンスを造作。
目線をカバーできるよう高さはありますが、適度な隙間からは光や風が通り抜けます。
パーゴラにはアイアン職人による継ぎ手やオーダーメイドのフック。
ウリン材との相性も良く、お庭のアクセントにも。ハンモックを吊るしたりとパーゴラの用途も広がります。
周囲が気になって寛げなかったお庭ですが、今では周囲を気にせず、ベンチに腰掛けたり、バーベキューをしたり…自然な素材に囲まれたプライベート空間が誕生しました。
DIYが大好きなご家族、天然素材への愛着も深く、ウリン材の経年変化も楽しみにして下さっているとか。
プランナーと良好な関係を築かせて頂いたことで、結果的には全体的なリフォームとなった森岡様。
後悔を残さず心から満足して下さっている様子です。
新たに植え付けた木々や天然木、自然石など、ご家族と共に変化していくお庭の様子をゆっくりと味わって頂けるのではないでしょうか。
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