ガーデンルームをサイクルスペースにアレンジした大胆なデザイン
小井戸様邸は閑静な落ち着きのある住宅地ながらも角地に建っているため、どうしても人の通りが気になります。
道路境界と建物の距離も近い為、プライバシー面・防犯面共に不安が残る状態です。
また、ピストバイクという自転車を使われる小井戸様は、自転車置き場のセキュリティーには強いこだわりをお持ちでした。
外に置いておくと盗難などの心配もありますし、自転車が傷んでしまいます。
だからといって使うたびに家の中に保管するのも大変です。
さらに、メンテナンスを行うとなると、それなりのスペースも必要になってきます。
こうしたいくつかの課題をクリアするエクステリアをご提案させて頂きました。
左側が施工前の状態、右側が完成したエクステリアです。
ガーデンルームをお洒落な駐輪場として使用
小井戸様邸では前面道路に面したところに大きく成長したコニファーがあり、玄関前のスペースを活用しきれていませんでした。
この空間を自転車置き場として活用すれば、利便性がグンと向上します。
まずは大きくなりすぎたコニファーを撤去し、そこにできたスペースにガーデンルームを取り付けました。
今回設置したのはLIXILのガーデンルーム「ココマ」です。
腰壁タイプというものを選択しているので、外から足下が見えることはありません。
またロールカーテンの模様を外側に向けて取り付けることで、目隠しができると同時に外から見てもお洒落に仕上がりました。
わざわざ室内に運ばなくても外からガーデンルームへ入ることができ、出し入れも簡単です。
ガーデンルーム内が自転車置き場兼メンテナンスルームへと変身しました。ライティングも完備しているので夜間の作業も快適に。
セキュリティー面の課題もクリアし、自転車を紫外線や風雨から守ることができます。
またガーデンルームの隣にはオリジナルの立水栓を造作しました。
二口タイプの蛇口を取り付けてあるので、ホースを付けたまま使用できます。
水受けはタイルテラスの一部をくり抜いて造作し、空間を広く使えるようにしました。
防犯と利便性に優れた玄関周辺
ガーデンルームに加えて小井戸様邸のセキュリティー面をカバーしているのは、玄関ドアの前に設置したスライド門扉です。
防犯のため奥が見える横桟のデザインを選択しました。
門扉の奥が見えることで死角がなくなり、防犯機能がアップします。
デザインウォールの上部にはアンティーク調のマリンライトを設置。
可愛らしいお住まいやデザインウォールとも相性抜群です。
プライバシー対策もばっちりな勝手口前
勝手口前には、目隠しのためデザインウォールを造作しました。
緩やかに高さを変えているので、圧迫感を感じません。
両サイドにはアルミ製のウッドポールを取り付けてナチュラルに仕上げました。
窓の前に常緑樹を配置することで、プライバシーも保護しています。
窓の前に壁を立てると息苦しさを感じてしまいますが、何も無いとカーテンを閉めたきりになってしまう、そんな時は植物を間に挟むと、効果的に通りからの視線を遮断する事が可能です。
冬でも葉が落ちない常緑樹を配置し、デザインウォールやウッドポールでフォーカルポイントをつくりながら窓に向かう視線を分散しています。
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