空間を走るプラスGが家と庭をつなぐ

癒樹工房（ゆうきこうぼう）

2023年2月22日 12:11

角地にご新築を建てられた河野様。
敷地境界ギリギリの配置のため、道路とお住まいの距離がかなり近く『圧迫感を与えないように囲う』ということが大事なポイントでした。

施工前の状態がこちらです。

そして、こちらが完成したエクステリア。

横に走る大きなフレームの遠近効果で、敷地ギリギリの配置にもかかわらず、どこかゆったりとした印象を抱かせるファサードになりました。

LIXILの汎用材「プラスG」でスタイリッシュな外観に

LIXILが出しているフレキシブルな汎用材「プラスG」の柱や梁で建物を囲い、お住まいに新たな魅力が備わりました。
元々のスクエアなデザインの建物とも統一感があり相性抜群です。

駐車場を大きくまたぐように５ｍ以上の梁が上空を走ります。
端には柱を3本ずつ立てているので、強度面も心配ありません。
また、エクステリア全体ににボリュームを持たせる効果もあります。
駐車場上空を横切る大きな梁は近代芸術のような佇まいです。

車が停まっていても見える部分は自然石を贅沢に敷き詰め、駐車時には見えないところはコンクリートで施工。
素材の表情が一番輝くようなデザインを心がけてプランニングしました。

駐車場のコンクリート部分に石のラインを入れ、クラック（ひび割れ）を防止しています。

シックなアルミ製の柱とデザインウォール

３本のプラスGの柱と同間隔で、玄関前にもアルミ製の柱を5本設置しました。
柱の隙間から見える木の枝がナチュラル感たっぷりです。

玄関ドアをさりげなく隠すデザインウォールは茶系のボーダータイルで装飾。
ランダムな色調がお洒落ですね。
プラスGの濃い茶色に合わせているので統一感がうまく出ています。
前入れ後ろ出しのポストは自然のテイストを出すために木目調のものをチョイス。