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鮮やかな自然石とライティングが魅力のエントランス

以前、ご自宅の外構工事をさせていただいたオーナー様から、今回はご所有の賃貸住宅の外構工事をご依頼をいただきました。

大勢の方が住む賃貸住宅は、一軒家のエクステリアとは一味違った難しさがあります。
不特定多数の居住者の好みを把握してデザインに反映させることは出来ないので、「シンプルかつどなたにも受け入れられやすい」をコンセプトにしました。
また、オーナー様の「住まわれる方が心地よい気持ちで歩けるように」といったご希望も反映しました。

完成したエクステリアがこちらです。

自然石とライティングによって、昼も夜も素敵な魅力に包まれたエントランスになりました。

ブルーの自然石がエントランスに上質な雰囲気をプラス

エントランスの床面を彩るのはブルー系の落ち着いたカラーが美しい乱形の自然石
シックな青色を選ぶことで、エントランスに上質な雰囲気が漂いますね。
表札は道のどちらから来ても視認できるように、2つ用意しました。
視認性を重視してロートアイアンで重厚感のある表札を設置しました。
表札を付けたデザインウォールには、ボーダータイルをプラスして特別感をプラスしています。

もう一つはステンレス製の表札
ステンレスの表札もシャープな雰囲気で、ロートアイアンの表札とはまた違う魅力があります。

自然石の施工は目地を見れば職人の技術が分かってしまう工事です。
天然の素材である自然石には設計図などの図面はないため、職人は現場で初めて素材に触れます。
自分で選ぶことの出来ない素材を使ってレイアウトし、時には加工して現場のサイズに合わせて貼るのは熟練の技とセンスが必要不可欠
目地が均一の太さであることは、たゆまぬ努力の結晶によるものなのです。

アプローチの邪魔にならなように造作した花壇は、居住者の方の目を楽しませてくれる貴重な存在です。
空間に彩りも加わります。

仄かな灯りで導く美しいライティング

夜を彩るライティングは直接的すぎるとエントランスの穏やかな雰囲気が阻害されてしまうので、直接見えるライトはほのかな光を。
強い明かりはデザインウォールに向けて照らし、間接照明としてライティング計画をしました。

植栽の中に小さなライトを仕込むことで、眩しすぎない明るさを楽しめます。
アプローチのライティングは小さなグランドライトをセットして、居住者を入り口へと導く道標にしています。

サイクルスペースはセキュリティ面と使い勝手を考慮して、ポールライトを4基セットしています。
背が低いライトなので、あまり眩しさを感じないのも注目ポイントです。

淡い光を多用したライティング計画のお陰で、夜間にアプローチを通る際は不思議とほっとする気持ちになることでしょう。

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