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土用にぴったり ハマゴウの生葉茶


この記事は、2020年7月に書いたものです。



こんにちは。


今日は立秋の17日前、土用ですね。


土用と言えばうなぎ みたくなっていますが、土用は年に4回ある、四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前18日間のことを言うので、春にも秋にも冬にも本来ならあるものです。


季節のガラッと変わる四立の前の18日間である土用は、次の季節に向けて心と体を整える準備期間です。


それぞれの季節に無理なく適応できるように年間72日も準備期間が本当はあるのです。昔ながらの暦は自然に沿っているので、自然の一部である私たちも昔の暦で暮らすことができると心にも体にも無理がないと感じています。


この土用の期間は物事が定まらない期間です。終わったと思っていた過去のことが浮上してきたりすることもあったりするので、無理に何かを定めたり、収めたり、新しく何かを始めたりしないほうが良い時期だとも言われています。


土の神様の時期でもあるので、この時期は土をいじらないほうがいいと古くから言われていて、昔の大工さんは、基礎工事などは土用の時期は避けていたとも聞きました。


暦の話をすると長くなるのでこのくらいにしておきます(笑)(詳しくは来年1月の講座、「暦~宇宙の巡りと私たち~」でお話しします)


さて、そんなわけで、この時期心が乱れがちな方も多いのではないでしょうか(かくいう私もこのところ少し乱れがちです)。


そんな時は植物の力を借りましょう。


今日は、海の近くに自生するハマゴウの力を貸してもらいます。


今の季節ちょうど紫色のお花を咲かせています。


ハマゴウ 花

浜に香ると書いて浜香ハマゴウです。

ハマゴウ 群生

その名の通り葉に少し触れただけでとても良い香りがします。


シソ科の植物は鎮静効果があるものが多く、ハマゴウもシソ科の植物です。


そんなハマゴウをフレッシュな生葉茶でいただきます。


ハマゴウの葉を一つかみほど採って洗い、ハサミで適当な大きさに切ります。


切ったハマゴウの葉と水500ccくらい(葉や水の量はお好みで調整してください)を鍋にかけ、沸騰するまでは強火、沸騰してからは色と香りが出るまで(2~3分)煮出します。

ハマゴウ煮出す

煮出したハマゴウのお茶を、茶こしで濾していただきます。


少しジャスミン茶のような風味を感じます。


夏は冷やしていただいても美味しいです。

ハマゴウフレッシュ薬草茶

お花を添えると嬉しい気分になります。


ぜひ試してみてくださいね。



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