春よ、来い。春よ、来ないでくれ。
今、私の心のなかはぐちゃぐちゃだ。アルビノについての発信も、なかなかできていなかったのはそのせいもある。
何故ぐちゃぐちゃなのか、それは春のせいだ。春に起こる2つの出来事のうち1つを待ち望み、1つを不安に思っている。
待ち望んでいるものは、障害年金の審査結果だ。申請から3ヶ月で結果が来ると説明を受けたが、「障害状況の審査に時間がかかっているため遅れます」と通知が来た。
この通知に、私は愕然とした。申請から3ヶ月を生きるのがやっとだったのに、まだしばらく生きなければならないのか。
3ヶ月生きることは障害者にとって容易ではない。それを3ヶ月待たせておいて、さらにお待ちくださいと手紙で伝えてくる。
こちらの切迫した状況が本当に伝わっているのだろうか、と不安になる。それでも多分、春には結果が来る。
ある医師には「難しいかな」と言われ、別の医師には「出るんじゃないかな」と言われた障害年金の結果が、春にはやってくる。
朗報であって欲しいと願いながら、春が来るのを待ち望んでいる。
ところが、春にはもう1つの変化が待ち受けている。職場の環境の変化だ。これが不安で仕方ない。
今まで一緒に仕事をしてきた同僚はいなくなるし、上司もいなくなってしまうかもしれない。
上司も同僚もいい人である。視覚障害にも発達障害にも配慮しようという姿勢があり、環境に恵まれたと思う。
だが、それが春からも続くとは限らない。異動により新しい体制となり、人も新しくなるからだ。
日々私をフォローしてくれていた同僚はもういなくなることが確定している。いなくなってしまったらどうなっちゃうんだろう。
そんなことを考えては不安になっている。
春よ、来い。春よ、来ないでくれ。
執筆のための資料代にさせていただきます。