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泉宮水絃(イズミヤミツル)
2024年2月24日 11:50
僕は大学の授業の合間を利用して、静岡のお好み焼き屋でアルバイトをしている。厨房で調理を担当することが多く、忙しいけれど充実感のある毎日だった。ある日、店内に元気な笑い声が響いてきた。常連客のゆみだ。「こんにちは!今日は何にしますか?」席に着いたゆみに僕は尋ねた。「あ、こんにちは!名物のお好み焼きをお願いします!」ゆみはそういって僕も笑顔で返事をした。 ここの名物のお好み焼きは海鮮を贅沢