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上毛かるたぶらり旅『ほ』

今回の上毛かるたぶらり旅は・・・
『ほ』の札

上毛かるたぶらり旅。群馬県の郷土かるたの札を巡る旅となっています。
かるたの絵に近い写真を撮ることもひとつの目的、楽しみとしています。
群馬もよい泉質、風情ある温泉が多数あります。
旅行がお好きな方、温泉を楽しみに旅行される方にも知って頂ければと思います。

舞台は 群馬県館林市

上毛かるたの代表とも言える札 鶴舞う形の 群馬県

その くちばしに相当する場所にあります。

                 ↑↑↑   この辺り
ビールのデザインに利用されたことも。

上毛かるた 『ほ』の札がこちら!

『ほ』の札
田山花袋の肖像画が絵札となっています。

『誇る文豪 田山花袋』
(ほこるぶんごう たやまかたい)
 A great Japanese writer, Tayama Katai

田山花袋というと 教科書にも登場していますし

「蒲団」「田舎教師」などは
聞き覚えがあったり、読んだことがある方も多いと思います。

上毛かるたが作られた頃、群馬県ではあまり知られていなかったみたいで
「群馬が誇る文豪」として広く伝えたいという思いもあって
上毛かるたの1枚になったそうです。

舞台となった「館林市」
ここは田山花袋が生まれ育った地です。

旧館林藩主の子として生まれ、花袋が育った旧居も
残されています。

※館林市公式HPより

田山花袋旧居 2007年撮影
郷土かるたである「館林かるた」の札の碑もありました。

私が上毛かるたに出会う前には
群馬県出身とは存じあげませんでした。
あらためて「誇る文豪」と認識した次第です。

さて 上毛かるたぶらり旅

「かるたの絵札に近い風景を撮影する」
という重要なミッションがあります!

上毛かるた英語版 許諾第04-01100

この札をもとに 2007年に訪れた時の1枚がこちら!

文豪田山花袋像

肖像画の札の場合はこの方法しかないかと・・

上毛かるた『ほ』の札と同じお顔
絵札はちょっと厳しいお顔
こちらは微笑んでいますね。

上毛かるたには「英語版」もあります。

『ほ』の札の裏面にはこんな形で
旧居が紹介されています。

上毛かるた英語版 許諾第04-01100
上毛かるた英語版 許諾第04-01100


さて観光は?


やはり田山花袋の歴史を訪ねることをおススメします。

田山花袋記念文学館

田山花袋旧居

※館林市公式HPより

これご覧頂くのがおススメです。

尚、この施設周辺に鶴生田川という川があります。
ここで毎年開催されるのが「こいのぼりの里まつり」

2004年に5283匹のこいのぼりを揚げ
ギネス認定されている有名なスポットがあります。

ちなみに2023年は
2023年03月25日(土) ~ 2023年05月15日(月)に開催されました。
3月末頃から5月にかけての開催。

5,000匹くらいはいます。
桜咲く頃がおすすめ
咲き乱れる桜と川へ映るこいのぼり

桜の咲く時期に行かれることをおススメします。
見事ですよ~

文豪の歴史巡りに合わせて行かれてはどうでしょう。


グルメを頂こう~

館林はうどんが有名です。
グルメサイトで探して訪問の際は是非ぜひ~

※㈱館林うどんさんの一例です。

さて温泉♨

BIGLOBE旅行の群馬県の温泉ガイドから

BIGLOBE旅行 群馬県の温泉ガイドページからスクリーンショットでお借りしました。

見ての通り皆さんご存じの群馬県の温泉は
鶴の胴体部に集中していまして・・・

『ほ』の札から行ける温泉もありますが
館林市ならでは・・・というのが無く
今回は割愛させて頂きます。すみません~

と思いつつ、ひとつだけ別サイト記事からおススメしておきます。
こちらは群馬県太田市にある「湯乃庵」

さて

『誇る文豪 田山花袋』


冒頭からの繰り返しになりますが

田山花袋というと「蒲団」「田舎教師」は
聞き覚えがあったり、読んだことがある方も多いと思います。
有名な作品です。

田山花袋は自然主義小説家として名作を世に出しましたが
無類の旅行好きだったそうです。

実は『温泉めぐり』
という作品もあります。

花袋の略歴などでは割愛されているあまり聞き覚えのない作品ですね。
ここnoteで この本のことを知り
購入して読みました。中古市場で探すしかないのかな?

「温泉めぐり」 田山花袋著 岩波文庫
については温泉好きの私としても またあらためて
紹介させて頂ければと思ってます。

ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

群馬へおいで~

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