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フランスのパパはあわてない

以前「フランスの子どもは夜泣きをしない」フランス人は子どもにふりまわされない」という本を読んだ。
その本では、なぜフランスの子どもは夜泣きをしないのかとそれに関連しフランスでの子育てにおける子の寝かしつけのことなどが各章ごとにこまごまと詳細が述べられていた。

ってきり似たような題名と雰囲気のため、今回も小題ごとにあれこれと詳細が書かれていいるものだと思って読み始めたら
なんと、166の項目それぞれが1~2で簡潔にわかりやすく且つ読みやすくまとめられている。


そしてありがたいことに、筆者がフランスの助産師であり自身も2人の子どものパパだということ。
そのためか、助産師としての専門知識から先輩パパとしてママと子どもにパパができることがたくさん書かれている。


例えば、ママが出産中にパパがママにできること(マッサージ・声かけ・ママへのアドバイスなど)の具体案が簡単なエピソード形式で1ページにまとめられているので
「いったいこの項目だけでどんだけのやるべきことがあるんだ?」と読み進める手が止まらないようになっており、ママの妊娠がわかったらすぐにパパたちには手にとってほしい代物だと思う。

かといって、日本のパパたちがわざわざこの本を探し出したうえに入手しようということはまずない。(あったとしてもそのパパはもうそのすべてが頭に入っている俗にいう「意識高い系」の少数派)
出来れば、この本を父親学級や両親学級で扱ってほしい。
もちろん紹介図書としてね。


あと読んでいて思ったのが、これパパだけではないよねママとしても
そのほかの家族でもありなんじゃない?ってこと。


私はまだ、結婚もしてなければ相手すらいないけど
もし今後将来そういう運びになったとして、未来の旦那さんにこういう風にしてもらえたら
確かにうれしいかもと一女子目線で読ませてもらいました。


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