人生遠回り

※自分語りが嫌いな方はそっ閉じ推奨

浪人、留年、フリーター、非正規、短期離職。

高校を卒業してから今に至るまでに経験したことである。
好んで遠回りをしているわけではないが、少なくとも「人生設計」などとは無縁の世界線に今も身を置いている。
アラサーをとっくに超えてアラフォーに差し掛かろうとする年齢で、ここまで遠回りをしてきた人間もそう多くはいないだろう。

今の職場に至るまで、事情はあったにせよ人より遠回りをしてきたことは確かである。
そしていわゆる「新入社員研修」などというものとは無縁で生きてきたために、サラリーマンになってからも遠回りしている←

こうなった最大の要因は、教員採用試験を30歳まで受験していたこと。
高校の教員を目指し、１年浪人して志望校に受かったものの、４回生の時に体調を崩して１年留年。同級生とは１年遅れで大学を卒業した。
その後塾講師のアルバイトをしながら中学校の教員免許を取るために科目等履修をしたのち、大阪府某市で中学校の常勤講師を２年半務めた。
１次試験には２度受かったがついに正採用に辿り着くことはなく、30歳、社会人経験なしの立派なフリーターがここに誕生した。

一念発起を試みた東京での業界紙編集の仕事も、体を壊し４ヶ月で退職。
失業手当をもらえない状況で再就職を目指しつつ、帰阪して１年アルバイト生活を送った。
元教員というだけで嫌がられること多数。再就職に１年もかかるとは思っていなかった。

今の仕事に“ありつけた”のは31歳。ハローワーク経由だった。
とりあえず職歴と最低限の収入の確保が目的だったが、たまたま教育と縁のある会社だったこともあり思いのほかすんなりと入社できた。

（´-`）.｡oO（入社してからが恐ろしく大変だったんだけどな…）

30を過ぎて22歳の大卒と同じスタートラインに立ったのだ。
８年分の穴埋め。風当たりがキツくないわけがなかった。
社会って怖い←

…とまあ冗談はさておいて、今の会社にお世話になって今年で７年目。
　＊Twitterプロジェクトは６年目に立ち上げた
遅ればせながら、次のステージへのステップアップを虎視眈々と狙っているこの頃である。