【無料】 コンサル志望 入門note
Chapter1. はじめに
初めまして、Twitterでコンサル就活について発信している、ゆう@外コン就活(@Yu_gaikon_)と申します。
最近、多くの就活生からのコンサルティング業界の人気がどんどん増しており、3年の夏頃のTwitterの就活アカウントの半数以上が体感でコンサルを受けられている気がします。そんな中、第一志望がコンサルの人でも、第一志望は違う業界だけどコンサルも気になっている人もいると思います。しかし、最初の頃はやっぱり何をしたらよいか、迷う人も多いかと思います。
自分自身もコンサル就活していた時期は、情報もなく、そこまでトップの学歴ではなかった為、周りにコンサルを受ける友達もいなく、すごく大変な思いをしていました。そこで、26卒のコンサル志望の方に同じ思いをしてほしく無いと思い、このnoteを書かせていただいております。
このnoteは特に
と言った人に向けて書いております。また、この記事を有料(500円)に設定しておりますが、全文無料で読めます。(もしいいねと思っていただけた場合、スタバ1杯分いただけると大変嬉しいです笑)
また、毎回恒例ではありますが、誰が書いたかもわからない、怪しいと感じる人もいると思うので自己紹介をさせてください。
●自己紹介
・名前:ゆう(@Yu_gaikon)
・大学:非東京一工
・内定先:外資戦コン、Big4、FAS、メガバンクから計6社
・選抜コミュニティ:未所属
・就活実績:ジョブ通過複数
・メンター活動:某選抜コミュニティ、Xで現在25,26卒メインで活動
とこのような人間です。本記事はあくまで筆者個人の見解なので、参考にだけしてください。
Chapter2. 導入
2-1. そもそもコンサルとは
それでは、コンサルについてよくわからない方もいると思うので、この業界についてざっくりと説明させていただきます。分かっているよって方はここはスルーしてください。
「コンサルティング」という言葉を辞書で調べると、「個人、法人・企業などの役員らクライアントに解決策・方針を示し、企業の事業発展や支援、個人・法人の利益享受につとめる業務」と書かれています。
まあ、簡単に言うと「クライアントが利益を出す為のお手伝い」です。
お手伝いとは、経営戦略のアドバイスや、新製品導入の支援、DXによって業務の効率化支援、オペレーション支援などです。
また、コンサルといっても就活生に馴染みがあるコンサルは以下の6つに分けられます。
●戦略コンサル→企業の経営に関わる支援
・外資系コンサルティングファーム
マッキンゼー・アンド・カンパニー(McK)
ボストン コンサルティング グループ(BCG)
ベイン・アンド・カンパニー(Bain)
(McK、BCG、BainをまとめてMBBと呼ばれる)
A.T.カーニー(Kerney)
ローランド・ベルガー(RB)
アーサー・D・リトル(ADL)
・日系コンサルティングファーム
ドリームインキュベータ(DI)
経営共創基盤(IGPI)
コーポレイト ディレクション(CDI)
●総合コンサル→事業戦略、M&A、IT戦略策定など幅広く支援
アクセンチュア
デロイト トーマツ コンサルティング
PwCコンサルティング合同会社
EYストラテジー・アンド・コンサルティング
KPMGコンサルティング
(デロイト、PwC、EY、KPMGをまとめてBIG4と呼ばれる)
日本IBM
アビームコンサルティング
(これらアルファベットの頭文字を取って、DEKAPAIと呼ばれる)
●ITコンサル→ITを切り口に顧客のビジネス・経営に関わる解決策を提供
シグマクシス
シンプレクス・ホールディングス
フューチャー(フューチャーアーキテクト)
キャップジェミニ
●シンクタンク→官公庁(最近は民間も)向けリサーチや経済調査など
野村総合研究所(NRI)
三菱総合研究所(MRI)
日本総合研究所(JRI)
大和総研グループ(DIR)
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)
●監査法人→事業、IT、セキュリティ、企業経営などのリスク対策
有限責任監査法人トーマツ
PwCあらた有限責任監査法人
KPMGジャパン/あずさ監査法人
EY 新日本有限責任監査法人
特にコンサル業界の全体観がわかるマップを2つ貼りました。
この中でも特に就活生では、MBBのような戦略コンサルやBIG4、アクセンチュアのような総合コンサル、NRIやMRIのようなシンクタンクが人気です。
Chapter3. どう就活進めたら良いのか
では、早速コンサルに内定するためにどのような対策をしていけばよいかについて説明します。
3-1.では選考スケジュール、3-2.〜3-5.で各選考のためにすべきこと、各選考の概観を説明しています。
今このnoteを読まれているのはほぼ26卒で、しかも冬の時期ですので、色々書いたものの 3-4. のケース面接のところを中心に見て、この時期はケース面接の対策をすべきだと思います。
(Webテに不安がある人はその勉強もすべし)
3〜5月になるとESや人物面接のために自己分析をし出すようになり、かつ6〜7月にコンサル就活の山場であるGDやケース面接があります。つまり、山場となるGDやケース面接の直前は、結構ESや人物面接に時間を取られます。
ですので、今のうちにケース面接の基礎力を鍛え、春、夏から就活を始める同じ26卒のコンサル志望と差をつけてください。
もう一度言います。今の時期はケース対策をしてください。
詳しくは3-4. に書いてます。
3-1. コンサルの選考スケジュールは?
次にどのように対策していけばよいかについてまとめていく前に、内定までにどのような選考があるかを確認していきます。
(これはもちろんファームによっても全然違います)
基本的には
ES→Webテスト→GD(グループディスカッション)→人物面接→ケース面接→ジョブ(インターン)→人事面接→最終面接→内定
ちなみにこちらが僕自身の就活のスケジュールとなります。
また、詳しい僕自身の就活時のスケジュールについてはこちらも見てください。
以上、是非参考にしてみてください。
MBBを始めとする戦略コンサルになってくると、ケース面接が複数回あったり、求められるレベルがかなり高かったりします。次に、①ES、人物面接 ②GD ③ケース面接 ④ジョブ について詳しく説明していこうと思います。
3-2. ES、人物面接について
ES(エントリーシート)、人物面接については、説明しなくてもイメージは多くの方が持てるかなと思います。例えば、
・学生時代に力を入れたことは?(通称ガクチカ)
・あなたの強みや弱みは?
・コンサル業界を目指している理由は?
・戦略(または総合、シンクタンク)コンサルを目指している理由は?
・なぜうちのファームを志望しているの?
のような質問がほぼ8~9割です。まず、ガクチカや強み・弱みについては自己分析をする必要があります。ここについて詳しく書くつもりはないので、「就活 自己分析」とか調べてみてください。簡単に言うと、最初は幼少期から現在まで頑張ったことなどを洗い出し、自分がどこにモチベーションをもてるか自己分析していくと良いでしょう。この辺も「モチベーショングラフ」と検索すると出てくるかと思います。
また、ガクチカで見られているポイントは、あなたが何をしたかという経験について、というよりもあなたがどのような性格で、同じ会社で働いたとしたらどう貢献してくれるだろうか、という面を評価されています。よく、ガクチカのために、長期インターンを始めたり、サークルで代表になったり、TOEICで高得点を目指したりする就活生を多く見ますが、あまり関係はないと思います。例えば、「テニス部の主将としてチームを全国優勝に導いた」という事実はどうでもよくて、「優勝するまでにあなたがどうチームに貢献したか」、「なぜモチベーションを維持できたか」、「なぜ主将になったのか」などの心理的な側面の方が見られているし、その辺を具体的に書かないと、「ありきたり」なESとなっています。
結構心理面などは、自分でじっくり考えないと出てこないこともあるので、メンターさんや友達にたくさん、過去の経験について深掘りの質問を受けてみてください。そこでの深掘りの質問の回数が少ないと、後々面接でも深掘りの質問に答えられなくて、詰んでしまう可能性が高いです。
また、人からの深掘りも大事ですが、まずは自分で自分に質問を問いかけてみてください。「なぜ?」を自分に何度も問いかけてみてください。
と、いろいろ書いたんですけども、コンサルはあまりESは見られていません。と言うよりも志願者がかなり多いため、面接通過のタイミングで初めてみられているのかなと個人的に思ってます。
(ただし、EY、アクセンチュア、シンクタンク系はES落ちの人も多い)
・あんまり見られないとは言ったものの、面接の時はESについて深掘りの質問されたりする。だから、突っ込まれてもしっかりと返答できるESでなくてはならないと思います。
(面接で落ちる人の例)
「私がコンサルを志望する動機は、クライアントの課題解決を通じて日本の産業を支えたいから〜」
(志望動機がありきたり、なんで日本の産業を支えたいの?など深掘りの質問に答えきれない)
(面接に受かる人の例)
「人手不足で苦しんでいる経営者である父親の背中を見てきたからこそ、自分は父親のように、
経営に苦しんでいるクライアントの為に支援し、社会問題を解決したい、
その為のスキルやノウハウを身につけるのにコンサルタントが最適だと考えている。」
のように〇〇という背景から〇〇したいから、コンサルなんだというくらい簡潔にまとめられ、情熱やその人らしさが見られると良いと思います。
こういうのって、良し悪しは結構自分では気付きにくいものだと思います。ですので、必ず志望度の高い企業やファームに出すときは必ず、添削をしてもらってください。友達やメンターさんなど誰でも良いです。
また、志望動機の対策についてもここでは詳しくは述べませんが、コンサルでの志望動機の伝え方はざっくりこうです。
①「なぜコンサル業界を見ているのか?」について答える
②「その中でもなぜ戦コン/総コン/シンクタンクか?」について答える
③「その中でもなぜそのファームなのか?」
この辺については、自分の原体験や性格、夢に紐づいて志望動機を練ったり、③のファーム比較に関しては、インターネットや会社説明会などで情報収集すると良いでしょう。
3-3. グループディスカッションについて
次は、コンサル就活生が最初に悩む山場「GD、ケース」の一つ、GD(グループディスカッション)についてです。グループディスカッションとはどういうものかについては、言葉で説明するより実際の雰囲気を動画で見た方が何倍もわかりやすいと思うので、こちらの動画をまず見てください。
最初は「議論のテンポや頭の回転が早くて、難しそう!」と思った方も多いのではないかと思います。僕自身も初めの頃のGDでは毎回、班のメンバーに圧倒されていました。
しかし、安心してください。(フリじゃないです)
GDは10回程度練習すれば、ほとんどの人が慣れるのではないかと思います。
また、その際はただひたすらGDの練習をやるだけではなく、上のようなGDをやられているような動画を見て真似てみたり、GDのコツ・Tipsを先輩に聞いたり、インターネットやTwitterでリサーチしていました。また、GD中、自分の発言を録音して、メンターさんに見てもらい、改善点を教えてもらってました。参考にしてみてください。
ですが、26卒の皆さんは、どこでGDの練習をすれば良いんだ!と思っていると思います。自分はGoodfindという就活エージェントでGDの講座が開かれていたので 、それに積極的に参加していました。
しかし、それも数日、1週間に1回とか頻度も少ないし、あまり練習回数を重ねられないと思います。
そこでおすすめなのが、Twitterや大学の友達を集め、数十人規模のグループを作り、最低6人が空いている日時で各々でZoomを開いて練習するやり方です。ただ30分とかディスカッションするだけではなく、その後のフィードバック(FB)の時間で、それぞれの良かったところ、悪かったところなど共有し、1回のGDで何倍も成長できるように振り返りをしましょう。
ちなみに僕自身もそのような、26卒コンサル志望同士で、GDとこの後説明するケース面接の練習ができるようなコミュニティを立ち上げてるので、このnoteを読まれている方で入りたい方はDMください。
GDについての流れなどはググってもらったらすぐに出てくるので、GD通過のためのコツを共有します。GDの練習の際に、意識してみてください。
GDでの評価ポイント
・主体性(アイデアを積極的に出す、議論をまとめようとするなど、積極的に議論に参加しようとする姿勢、当事者意識を持って働けるかどうか)
・協調性(班全体として優れたアウトプット出そうというチームワークを大切にする気持ち、チームとして結果を出せるか)
・論理性(しっかりと根拠を持って発言しているか、主張と根拠の間に飛躍がないか、ロジカルに物事を考えられているか)
GD通過のためのコツ
・自分が得意な役割を選ぶ
よくファシリが有利、と聞きますが、人によって得意・不得意があります。しっかりと自分の力を最大限発揮できる役割につきましょう。例えば、タイピングが得意な人は、ディスカッションが始まった瞬間に、スッと議事録のドキュメントの共有をすると良いでしょう。
・常に仮説を持って発言する
単に「〜〜だと思います!」ではなく、「〜〜だと思います。というのも〜〜だからです。」と。理由をセットに発言してねということです。これはケースでもかなり重要なポイントになるので、出来ていない人はしっかりと練習したり、録音してみたりして、改善しましょう。
(例)私は既存顧客ではなく新規顧客の人数を考えるべきだと思います。理由としては、〜〜
・言葉を細かく定義する
例えば、お題が「フィットネスジムの売上向上施策」だったら、そのジムがどこにあって、いつまでに売上をあげるのか、どういう層がメインターゲットなのか、班全員と共通認識が合わないと、議論の方向性がズレることがあります。おすすめは、具体的に想定店舗名や期間、年齢などの数値を置くと、班の中で共通認識が持ちやすいでしょう。
(例)フィットネスジム
→東京都内の駅前のフィットネスジムで、「エニタイム」のような24時間空いているジムを想定し、期間を5年と設定する。
・議論に参加できないメンバーに話を振る
先ほど、GDの評価ポイントに「協調性」があると言いました。つまり、班に6人いたら、6人全員で良いアウトプットを目指しましょう。議論に参加できないメンバーが出てきた時は、話を振ることによって、「視野が広く、協調性がある」と評価されると思います。
(例)〇〇のような意見でまとまってきましたが、Aさんはどう思われますか?
・議論の流れを持っていく
ファシリテーションをすれば受かるという保証はどこにもありませんが、議論の方向性を引っ張っていく人は主体性というポイントで評価されますし、最初の頃はそういう人が班にいたら圧倒されると思います。そこで、おすすめなのが、一番先に発言する、議論の順番を提示するです。やっぱり一番最初の頃は全く議論に参加できず、一言も喋れない人も多いかと思います。そこで班の中の誰よりも先に喋ることで、議論に置いてけぼりになるリスクも結構減ると思います。おすすめは、自己紹介を最後にして、その流れで発言するです。また、議論の順番を提示し、引っ張っていけると尚良しです。
(例)「若者の車離れを防ぐ方法を検討してください」というお題。
「まず前提について考えましょう!若者とは〜〜。
次に議論の流れについては
①まず若者が車離れをした原因を複数出す
②原因を解決する方法のアイデアを出す
③実現可能性、インパクトの2軸で評価し、結論を出す
の順で良さそうですかね。」
・論点の軌道修正、合意形成
もちろん協調性も大事ですが、ただ、班の人が言った意見を全部が全部流す必要は全くなく、違うなっと思ったことはしっかりと発言しましょう。
(例)今までの意見を整理すると○○という感じですかね。
今〇〇について考えていたと思うんですけど、〜〜の方が考えるべき優先度は高いと思うので、一旦〜〜を考えてみませんか?
3-4. ケース面接について
次は、コンサル就活生が最初に悩む山場「GD、ケース」のもう一つ、ケース面接についてです。ケース面接とはどういうものかについても、言葉で説明するより実際の雰囲気を動画で見た方が何倍もわかりやすいと思うので、こちらの動画をまず見てください。
①ケース面接とは何かを知る(流れを掴む)
課題が与えられる
まずは、面接官から課題が与えられます。
解答作成
課題に対する解答を作成します。与えられる時間は5分程度です。
(ファームによってはノータイム(0分)〜3分)
解答発表
作成した解答を面接官に対して発表します。
ディスカッション
作成した解答をもとに、面接官とディスカッションを行ないます。時間は10分程度です。
②ケース面接で必要になる力と、その力を養うための本
▶︎論理的思考力(ロジカルシンキング)
▶︎論点思考・仮説思考
▶︎ケース面接・フェルミ推定 実践
▶︎経営戦略
ジョブ対策(優先順位は低め)
この辺のロジシンや仮説・論点については、赤羽さんの上の無料のnoteでも詳しく解説されてるのでコンサル就活生は読んでみてください!!
③内定者の解答を最初は真似してみる
上のような書籍に載っている回答でも良いし、コンサル内定者がnoteにまとめているようなものでも良いと思います。
▶︎僕が書いたもの
▶︎他の方が書かれたもの
他には....
ネットに転がってる問題や即席で考えた問題(例えばバスに乗っている時に「このバスの乗客数を増やすための施策は?」とか)などに取り組むと良い。僕自身も生活の中でケースを意識するようにしていた。
最初は30分でも時間をかけてまで取り組む。
④いろんな出題パターンを知る
困ったら論点を人、モノ、金で考えてみるなど。
④5分以内に1人でアウトプットが出せるまで練習する
⑤Twitterやリアルの友達などと壁打ちをする。Zoomで繋げて、お互い問題を出し合ったり、同じ問題に取り組んで、それぞれアウトプットを出したらFBし合う。この時その人の考え方とか良かったところを盗む。
これに関しては自分が下手だから相手には申し訳ないという気持ちは無くしてどんどん壁打ちを申し込んで数をこなす!(もちろん量も大事だけど、質にも拘る!1問1問大切に。しっかりと後で自分なりに考えを詰める。)
⑥ケースの対策をして1,2ヶ月でアウトプットが汎用的なものに落ち着くという悩みを抱えるコンサル就活生続出。(〇〇を若者に向けてSNSでマーケティング、〇〇にITを導入して効率化を図る、など)
そう言った時はWhyをさらに繰り返す!!
若者の関心が低い→若者はよくSNS見てるからその媒体でマーケティングする
ってやっちゃダメ!!
若者の関心が低い→Why?→資金力、時間に余裕がない→他に理由ない?→イメージ→その中で一番施策が打ちやすいものorインパクトがあるのは?→悪いイメージがある→どういうイメージ?なんでそのイメージがついた?→XXX
みたいな感じでどんどん掘り下げる
なんでその施策をクライアントがやられていないかを考える。
また、脳死でフレームワークを多用するのは辞めよう!!
その商材ならではの現状分析・施策出しを目指そう!
ディスカッションも大事である為、日頃の壁打ちからディスカッションの中で論理の飛躍を埋めたり、よりよりアウトプットを出したり、アウトプットを深掘ってみたりと、本番の意識でディスカッションする!!同年卒の相手でも相手のことを想い、鋭く質問しよう。
⑦壁打ちする相手の質を大切に。MBB内定者とやるのがベスト
(よくTwitterで1時間、3000円〜5000円で相手してくれる方とか選抜コミュニティのメンターさんとかそういった人にばんばん壁打ちを申し込む!!)
最悪でも1週間に1回はそのレベルの方との壁打ちをすること。
の繰り返しでしか、ケースは上達しないと思います。というより、内定取れるかどうかは、どれだけ見てもらってたかがかなり大きいと思います。
僕自身も単発のメンタリングをキャパが空いていれば、いつでも受け付けているので、希望される方はDMください。(有料メンタリング:1500円/h)
(余裕があれば、②の経営戦略の本を読んで実際のビジネスケースを学び、施策のアイデアや議論の方向性の参考になるところを奪う。)
3-5. ジョブについて
最後の難関、ジョブです。ここを通過できると、大きく内定に近づけます。
イメージはGDを3〜5日かけてやるような感じ。
GDと違う点はIRを読みながら、ファクトベースで議論をする必要がある。
また、パワポによるプレゼン力も見られている。
流れとしては、以下のような感じです。
・お題と資料の提示
→かなり資料は量が多い。「仮説思考」を持って濃淡つけて読む。
読み箇所に関してはチームでうまく分担する。
・調査設計~調査
→チーム各員の得意分野も踏まえて、各々資料に足りないファクトをリサーチし、情報を取りにいく。
(競合の視点の見落としに注意、市場動向も読み取れ)
・示唆出し(チームワーク)
→論点構造の修正・進化、ストーリーラインを組み立てる
(論点分解の細かさは人数次第で柔軟に変えよう)
・施策検討(チームワーク)
→ここまでスムーズにいけば、打ち手まで、班の中で自然にコンセンサスが取れていると思います。行かない場合はストーリーの修正をしていきます。
・メンター社員からの適宜FB
(メンターに何度も議論を仕掛けたと仮説の質が上がるのでおすすめ)
・スライド化
(最終日に0からスライドを作らずに、簡単で良いので概要だけでもスライドに起こし、全体の流れを明確にしよう)
・プレゼン
→簡潔にわかりやすく伝えること、また結論に至った根拠を明示するように。また、何を質問されても良いように事前に準備すべし。
(緊張、早口NG、はきはきと。素直さと思考の柔軟性をアピール)
ジョブで高評価を取る立ち回り方
メンターや班のメンバーからの指摘をしっかり受け止め、仮説をより良いものにできるか
思考の質を最終日まで維持できるかどうか(思考体力)
チームとしてのアウトプットの最大化に貢献できているか
最低限の情報から、最大限のロジシン、仮説・論点思考を働かせられるか
ジョブの対策法
会社四季報などの業界地図を見て、2番手、3番手の企業が「世界一になる」「1番手を出し抜く」ために必要な戦略を考えてみるなど。
IR資料やニュースを読み、普段から仮説思考を働かせて、気になるところを考え込む。
数人集めて、過去問を用いて8時間程度のロングGDをやってみる
ケースの②で紹介した「ジョブ理論」のような本を読む。
など。また、ケースの練習をしていれば、ジョブにもかなり効いてくると思います。
Chapter4.さいごに
以上長々と書かせていただきましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!このnoteをぜひ、選考と併用して有効活用してみてください。そして、このnoteを読まれている全員が半年〜一年後、納得いくファームに内定することを、切実に願っています。
本のnoteでの意見や質問は是非DMで受け付けています。今後の発信活動の励みにもなります。また、無料の記事ではありますが、タメになったなっと思ってくださった方はよかったらスタバ1杯分のひとひねりくださると嬉しいです。
最後に引用RTなどで感想のツイートや、noteへのイイネしてくださるとすごく嬉しいです!また、当アカウント(note、X)へのフォローもぜひよろしくお願いします。
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