カメラとの出会い#4 〜フィルムへの回帰〜

　こんにちは、ゆーふくです。前回の続きです。

デジタルカメラの便利さと裏腹に、撮った後の自分でする事の多さ、言い換えれば、「フィルムと違うその自由度」にくたびれていたところに事件が起こりました。

　HDDが壊れてこれまで撮りためた写真が全てアクセスできなくなったんです！元々、デジタルの危うさや保存しているデータ(＝子供の成長記録)の大事さを少しは理解していたので、パソコンに詳しくない僕なりに調べて保存していました。RAIDが組めるHDDを4台搭載した1TBの外付けHDDを購入して、確かRAID5というモードで保存していたのです。にもかかわらず、詳しくは覚えていないのですが、そのうちの1台のHDDが故障してデータにアクセスできなくなったのです。まだその当時は今ほどデータ復旧サービスというのは一般的ではなく、メーカーに連絡しても故障したHDDは交換してくれてもデータは諦めて下さいと…。

　ひたすらネットを調べてデータ復旧サービスを探しました。見つかったところに連絡して、HDDを送り見積もりをもらうと当時で6〜7万くらいしました。RAIDを組んでいたのが裏目に出たようで復旧が難しくその金額になるとの事でした。高いと思いつつも、復旧して頂きました。とりあえず子供の産まれたからその日までの写真を取り戻す事が出来ました。

　ここで僕とデジタルの危うさのデジタルの自由度の多さ両方の観点からデジカメを使う事をやめました。人それぞれですが、僕にはデジタルでできる様々な事はやらなくてもいい事のようで、写真を撮るという行為の優先順位が高いみたいです。フィルムで写真を撮って、お店に出す。受け取った写真をアルバムに入れて保存し、どこかで見返す。僕にはこれが一番あっているようです。

　という事で、フィルムに逆戻りした僕ですが、妻にはこれまで通りデジタルで撮って貰っています。デジタルとアナログのハイブリッド。僕はAriaで妻はistDsで。今でも僕はフィルムで妻はスマホで撮っています。

　上の写真がハイブリッドな様子。妻がスマホで僕はフィルム。ちなみにカメラはキャノンのバルナックタイプ4sb改。レンズも同じキャノンのLマウントレンズ35mmf2.0です。

　しっかりとカメラ沼の中におります。クラシックカメラとの出会いは次回また。ありがとうございました。