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父と母を見て「現実は鏡」が腑に落ちた話


こんにちは!

父の大病が発覚したのが
今からちょうど1年半くらい前。

悪くもならないが良くもならない
平行線な状態が今も続いています。


ちょっと良くなると調子に乗って
すぐに無理しがちな性格の父。

そのうえ本人は飲酒やこれまでの
食生活を見直そうという気が全く無い。


そんな父の現状に不満を溜めている母。

「周りがあれこれ言っても
本人が気付いて改善しないと意味がない」
なーんて言いつつ暇さえあれば父に対して
ガミガミと口うるさく言っている。


そもそも「大病」
という大きな結果になったということは、
父本人がそれをどこまで自覚してたかは
確認したわけじゃないから謎だけど、

仕事のストレスなど全て抱え込んでしまい
他に趣味や息抜きのはけ口も特に無く
お酒や不摂生で心身のバランスを取るしかない
というかなりギリギリな状態だったということ。


夫婦は鏡とはよく言ったもので
娘である私の立場から言わせてもらうと、
日頃の母の父に対する態度や言動には
ぶっちゃけ見直すべき点が多々見受けられる。

しかしながら自他共に認めるほど、
都合悪いことには目をつぶり
何事も自分の都合良く解釈する
というなんとも厄介な性格の母。


変わらない病状にイラつきは増す一方で、
変わらないのは全て父のせいと言わんばかり。

「食生活の改善とかには多少協力するけど、
あとは私は別にやれる事なんて無いし
とりあえずさっさと治癒してくれないかなー」
と考えているのがありありと伝わってくる。


要するに、
勇気を出して自分の在り方を見直したり
地道な努力をするのは面倒くさいけど、
ちょっとだけなら行動変えるから
それで都合良く目の前の現実がガラッと
良い方向に大きく変わってくれないかなぁ

と願っている状態。

つい最近も帰省した妹と
「母が変わらない限り父は変わらない」
「いい加減気付いて改善すりゃ良いのにねぇ」
と愚痴っていたけどふと思った。


自分も全く同じことをしてたわ。


これから先の自分の人生
なんとなくやりたい方向性はあるけど、
上手くいくか分からないし
内心めちゃくちゃ怖さもある。


口ではそれっぽいこと言ってたり
ちょっと動いてみたりしてたけど、

「なんとなーくちょっと動いただけで
都合よく現実変わらないかなぁ」

って実は心のずーっと奥底では思ってた。


なんともお恥ずかしい…。

見て見ぬふりしてた自分の黒い部分を
目の前で同じように母がやってたから
今まで私は母を見るたびに
やたらイライラしてたのかぁと一気に納得。


怖くてもいいから
一歩でもいいから
自分の毎日に何かしらの一石を投じ続ける。


出来ない
やれない
怖い


ずーっと逃げてきたけど、
なんとなく今がちょうど向き合うタイミングで
なんとなくこの機会を逃しちゃいけない気がする。


甘く見がちなほんの小さな積み重ねが、
自分をどこまで連れて行ってくれるのか…
怖いけどなんだか楽しみになってきた。


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