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【コクリコ坂から】聖地巡礼in横浜

こんにちは、ユウホです!
(自己紹介記事はコチラ)


横浜でのイベントに参加することとなり、
先日は妹と急遽日帰りで横浜に行ってきた。


私にとっては初の横浜!!!


ちょうど「コクリコ坂から」が
自分の中でマイブームということもあり、
弾丸で聖地巡礼ツアーを敢行。


まずは「港の見える丘公園」


ちょうど新緑の時期で、
公園内はバラがこれでもかと咲き乱れて
平日だったけどとても賑わっていた。

1番のお目当てのU・Wフラッグも忘れずに。


皆がバラを見ながらパシャパシャと
写真を撮って散策する中で、
名シーンの数々の再現をしながら
旗がなびくのを待ちわびる私と妹(笑)


ちなみに、
私は水沼派で
妹が風間派である。


風間先輩への願いが通じたのか
最初はしょんぼりしていた旗も
後半めちゃくちゃなびいてくれた。


途中見つけたモダン建築。
たしか看板に横浜気象台と書かれてた。


石造りだけどどことなく
カルチェラタンみを感じる。

旗とバラを堪能したら、
少し歩いて丸英商店さんへ。


【住所】神奈川県横浜市中区元町1丁目26


「ほら、食えよ」


本家はこちら


コロッケとメンチカツを無事購入し、
おしゃれなお店ひしめく通りのど真ん中で
しっかりとあの名シーンを再現する妹。


あるはずの無い学生帽と自転車
そして、
海ちゃんの幻影が見えてくる不思議。


お店で対応してくださったおばちゃまが
とっても気さくで可愛らしくて、
また横浜訪れた際は是非とも再訪したい。


「おいしい」とコロッケをかじりながら
大きな道路沿いを歩いていくと、
たどり着くのが「山下公園」


横浜マリンタワーに始まり、


ホテルニューグランド


氷川丸(現 日本郵船氷川丸)


写真は無いけれど桜木町駅前も通り、
「これ映画で見たやつッ!」
という怒涛のコンボが繰り広げられる。


コクリコ坂好きとしては
「こんなに嬉しいことは無い…」
と小野寺船長ばりに
涙ぐみたくなるラインナップ。


少し時間に余裕があったので、
せっかくだしと氷川丸に乗船。


300円の観覧料を支払えば
船内をぐるりと探検出来るのだ。

豪華絢爛な一等客室の船室や
風の気持ちいいデッキを散策。
なんとなんと操舵室や船長室も
中に入ったり見学することが出来る!


楽しい!!!



やや狭くて白塗りの廊下を歩いていると
気分はさながらタイタニックのレオ様。


そんな感じで感嘆のため息をつきながら
ワイワイと楽しく船内を歩いてると、
とある場所に目が釘付けになった。

たぶん気にしない人は微塵も
気に留めることもないような場所。


案内板なども特に無く、
客室が並ぶ上の階の廊下につながる階段に
一般の見学者が立ち入れないように
進入禁止のロープがはられている
ただそれだけのなんてことない一角。


階段の下から見上げると、
上の階の客室の番号が書かれた
金属プレートと廊下が少しだけ見えるのだ。


氷川丸は戦前から活躍してきた船で、
役目を終え現在の状態になる前は
なんと太平洋を254回横断してきた。

そしてその間、
約25,000名もの乗客を
無事に運んできた。


この立ち入り禁止のこの一角には
当時最先端の大きな旅客船に、

わくわく
喜び
故郷への想い
大切な人への想い
長い航海への不安
一等客室への羨望と悔しさ


いろんな気持ちを抱えて乗っていた
人々の「念」「当時の空気感」が、
そこだけ時が止まっていたかのように
ありありと残っていて、

階段を上がってあの廊下を曲がると、
扉の向こうに当時の乗客が今も「いる」
そんな気配をビシバシ感じた。



同じ一つの船内で、
一等客室で優雅に過ごす人もいれば
そんな人々の為に働きアリのように
エンジンルームで汗を流す人もいる。


一概に金持ちが良い悪いとか
そんなことを言いたいのではない。

けれどうまく言葉にできない
なんとも言えない気持ちを感じた。


それでは最後に、
三等船室で見かけたジブリっぽいフォントの
お手洗の看板?にて締めくくりたいと思います。


ちんまりした字がなんとも趣がある


それではまた!



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