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【私の花仕事】作品を通して人に伝わることとは

こんにちは。
ミュンヘンは春の嵐。大荒れのお天気です・・・

先日インプットの話しをしましたが、最近心に残る言葉がありました。
大正~昭和にかけて活躍した華道家"山根翠堂"の言葉です。

作品は作者の影である。影をよくしようと思へば本体をよくするより外に方法がない"

本当にその通りですね。
花を束ねるときにどうしてうまくいかないんだろう、なんかフィットしないな。と思うときが多々あるんです。

それって慢心であったり、花を束ねる意味や本質が見えないてないんだろうな~と、この言葉で感じました。

他人やお客様からしたら綺麗と思ってもらえるものも、もっともっと改良の余地があると思いますし、時にはそんな慢心が花束を通してお客様にも伝わるかもしれないですしね。

自分の作品と向き合う大切さを学びました。
同時に「自分が何を伝えたいか」も信念として持っていたいなと思いました。

ちなみに、私は花束よりも装花の方が得意だったりするので・・・
日本に帰ったら華道を学んでみたいな~なんて思っています🤭

ヨーロッパにおける花に対する意識や扱いと日本の華道は、やはりまったく違っていてそれぞれの良さや、それぞれの宗教的理念を感じます。この辺に関しても、また書ければなと思っています。

さて、明日も朝早いので寝ます!!

schönes wochenende!


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